本走より難しい!!代走の打ち方 中級編


引き続き代走に関して書いていきます。
ここでは中級編として4つのテクニック?をあげています。
1.状況説明
2.赤、ドラの処理
3.無難な打牌を心がける
4.カンする?しない?

1.状況説明
代走に関して重要なことは、
お客様が席を離れている間は、卓上で何が起きているかお客様は知らない
ということでしたね。
ですから、お客様が戻ってきたら、現在の状況説明をしなければなりません。
Ⅰ.東場か南場か
特に代走している間に南入した場合には必ず「南入しました」と伝えなければなりません。
役牌と間違って東を鳴いてしまわないようにね。
Ⅱ.何家なのか?
特に東家だったら「親番です」としっかり言ったほうがわかりやすくていいでしょう。
Ⅲ.ドラは何か?
お客様がドラを間違って切ってしまわないように言わなければなりません。
とくに孤立牌がドラのときはしっかりと言う必要がありますね。
Ⅳ.誰の番なのか?
誰がツモる番なのか、切る番なのかを言わなければなりません。
これが一番大事です。
例えば
「東2局、西家、ドラは白です。お客様のツモ番です。」
のように伝えて、必ずお客様の手番が過ぎるまで確認してください。
というのも、代走の引継ぎでのトラブルは結構あるんですね。
お客様の切り番なのにツモって多牌してしまったり、ツモ番なのに切ってしまったり。
その原因はメンバーがしっかり確認していないからです。
メンバーがその場にいれば、すぐに対応できますからね。
2.ドラや赤の処理
ドラや赤はできるだけ切らないようにします。
テンパイもしくは十分形まで切ってはいけないです。
どんなに必要なくても、将来危険牌になりそうでも、早切りは厳禁です。
もし切り遅れたと感じたら?
切らなければどうということはないですからね。
代走の最優先事項は「アガることよりも放銃しないこと」ですから。
ちなみに早切りって「早い順目に切る」ではなく「早く見切りをつける」という意味ですからね。
お客様のなかにはドラや赤をほんとにほんとに大事にする人もいますからね。
もし鳴かれた場合にはあなたにも危険が及びますし、万が一ドラで放銃したときは打点が高いでしょうから。
ですからドラはぎりぎりまで引っ張ってください。
代走しているメンバーがドラを切ってきたら、よくみてるお客様はここで確実にテンパイだと察知します。
本走で打つよりもテンパイの確率は高いでしょう。
しかも十分形である可能性が高い。
それぐらいぎりぎりまで引っ張ります。
なんか雀鬼流みたいですね。
3.無難な打牌を心がける
代走のときは冒険をしないほうが良いでしょう。
余程のかたよりがない限り、国士、チャンタ系は避けるべき手役です。
それはなんといっても赤ドラの存在。
例えば
一萬一萬七萬九萬一筒三筒八筒九筒一索二索七索八索九索六萬四筒を安易にツモ切らないようにするということです。
特に5がドラのときは注意が必要ですね。
バラバラだからといってチャンタや国士に寄せるよりは、まだチートイツのほうがドラや赤を引いたときに対応できます。
できるだけ内に寄せるのが代走のセオリーといえるでしょう。
そして、最初の配牌だけで手役を判断しないことが重要です。
決め打ちはできるだけ避けて、どんなツモにも柔軟に対応できるように構えるのが、代走の打ち方といえます。

4.カンするかどうか
「代走の5つの基本ルール」で
1.ポン、チー、カン(暗カン除く)はしない
と書きました。
カンには3種類ありますね。
暗カン、加カン、大ミンカンです。
この内、代走では加カン、大ミンカンを禁止しています。
面前を崩し、しかもドラを増やして点棒を減らすリスクを高めているのですから、論外ですね。
では暗カンはどうでしょうか?
確かにドラは増えますが、面前は崩していません。
手の内がまとまっていれば、チャンス手といえるでしょう。
お客様が戻ってくるまで暗カンしないで取っておく、という場合もありますが、
十分形ならばさっさと暗カンしてしまってもよいでしょう。
例えばこんな手牌で暗カンをしないで、テンパイを逃したら目も当てられません。
三萬四萬五萬六萬七萬六筒五索六索七索白白白白 この例題では打白 っていう選択もありますね。
ですが、お客様は基本的にカン大好き(笑)ですから、カン材が捨て牌にあると不審に思うんですね。
ですから、できるだけカンしてあげたいものです。
もちろんリスクが大きいので、自信がなかったり、長い代走だったり、慣れないうちはしないほうが良いですね。

本走より難しい!!代走の打ち方 5つの基本ルール


メンバーになってから、はじめて打つ麻雀は代走であることが多いと思います。
メンバーはどのように代走するべきなのでしょうか?
もしお客様から指示があればその通りに打ちます。
何も言われなかった場合、メンバーの判断で自由に打ちます。
もしくはお店の代走に関するルールに従って打つことになります。
ちなみに私の店では、代走のルールはありませんし、
「代走はリーチもかけますし、鳴きますし、出あがりもします」
という張り紙があります。
ですからみな自由に打っています。
ですが、やはり暗黙の了解として基本的には以下の5つのルールで代走してほしいです。
1.ポン、チー、カン(暗カン除く)はしない
2.リーチをかけない
3.できればロンあがりしない
4.ツモあがりはする
5.放銃しないことを最優先にして打つ

基本的な代走の5つのルールです。
もちろん、あくまで基本であって、臨機応変に対応すべき場合もあります。
代走する上で大事なことは、
お客様が席を離れている間は、卓上で何が起きているかお客様は知らない
ということです。
その場にいないわけですから、あたりまえのことですが、非常に大切なことですから覚えておいてください。
以下それを前提として代走の5つのルールを解説していきます。
1.ポン、チー、カン(暗カン除く)はしない
仕掛けることは手牌を短くするため、放銃のリスクを高めることになります。
また、面前を崩すことを極端に嫌うお客様は結構います。(特に面前祝儀のみのルール)
さらに仕掛けることは大抵打点を下げますしね。
しつこいですが、代走の間はお客様は卓上で何が起こっているか知る由もありません。
ですから2枚目の役牌を鳴かなかったとしても、「2枚目出た直後重なったんですよ。」
と言えば済みます。
役牌ドラでも鳴きません。ダブ東ダブ南でも鳴きません。
ただし、お客様が局の途中で代走を頼まれた時、つまり手牌を確認している場合、仕掛ける場合もあるでしょう。
2.リーチをかけない
代走ではリーチをかけません。
なぜなら放銃するリスクが高くなるからです。
あがることによって放銃するリスクを回避するっていう考えもありますが、基本的に代走はおとなしくしているべきでしょう。
たとえ役無しでも最終形でもリーチはかけません。
例えば、東1局北家5順目、役無しドラ3の5面待ちリーチをかけました。
同順親から追っかけられました。
一発で放銃してメンタンピン三色で18000でした。
次の局、お客様が帰ってきました。
なんて説明します?
「いやー実はドラ3の五面待ちが・・・」
お客さんはあなたの手牌を見ていないわけです。
見えているのは残り7000点という結果のみです。
お客様を納得させる説明がはたしてできるでしょうか?
麻雀に100%はありませんから、どんな多面張でも薄い待ちに負けることはあります。
そのリスクをあえて犯すことはないでしょう。
もし役無しダマテンをしていて、お客様が戻ってきて「なんでリーチかけないんだ」って言われたら?
「今テンパイしました」、と言えばいいでしょう。
お客様は見ていないから、まさか5順前からテンパっていたなんて思いもよらないでしょうね。
3.できればロンあがりしない
代走では、できれば大物手をあがりたくないものです。
2,3局の長い代走で満貫やハネ満を連続して出あがって、他のお客様のやる気をそぐ必要は全くありませんよね?
じゃあ1000点ならいいのか?
たとえ1000点であっても、場合によっては出あがりしません。
もしかしたら当たり牌を出したお客様に勝負手が入っているかもしれません。
そのチャンスを潰してお客様に悔しい思いをさせる必要はまったくありませんよね?
できれば成就させてあげたいものです。
先ほども言いましたが、代走を頼んだお客様はその場にいないので、途中経過はわかりません。戻ってきたときの状況しかわかりません。
見逃したことは絶対にわかりません。
例外的に、ロン上がりする場合もあります。
それは自分が放銃する可能性が高いときです。
代走での最優先事項は放銃しないことですから。
放銃するよりは出上がりしたほうが良いでしょう。
代走の時の一番の理想の結果は、流局と横移動(他のお客様同士の点棒のやり取り)ですね。
代走を頼まれたお客様の点棒が減らないことが一番です。
4.ツモあがりはする
ロンあがりはだめでもツモあがりはOKです。
ツモ上がりを拒否すると当然フリテンとなります。
そのフリテンを解消するのに最低でも1順かかります。
下手したらフリテン牌しかツモってこないことも・・・
そんなことしてるうちにお客さんが帰ってきちゃった・・・
お客様「なにこれ?なんでフリテンしてんの?」
メンバー「いやー、失敗しました・・・ごめんなさい。」
ってなったら気まずいですよね。
それに対しロン上がりを見逃したなら、自分の切り番でご案内すれば大丈夫です。
見逃した順目で帰ってきそうだったら、全力で(笑)自分のツモ番までまわします。
ようするに今テンパイしたと思わせるのです。
そしてここが重要なんですが、
同卓者のお客様に見逃したことを気付かれないように小手返しをしたり、牌をごちゃごちゃ入れ替えたりします。
なぜかといいますと、戻ってきたらお客様は聴牌を確認してリーチをかけることが多いでしょう。
リーチをかけないにしても、次の順目で最初に切った人とは別の人から当たった場合、非常に都合が悪いです。
要するにツモ切りが明らかになってしまうと、前順に切った牌が安牌であると錯覚して切ってしまうお客様からあがることになってしまいます。
「何であいつからダマであたらないで俺から当たるんだよ?」
って思われてしまいます。これは避けたい。
そのための小手返しです。
本来小手返しはメンバーはしてはいけない行為ですが、私はこういう状況ならむしろ、しなければならない技だと思っています。
5.放銃しないことを最優先にする。
代走はあがることよりも放銃を避けることに全力を注ぎます。
もしあなたが放銃してしまうと次の局に進みます。
何度も言いますが、代走を頼んだお客様は前局の途中経過は知る由もありません。
戻ってきたお客様が知らされるのは、点棒が減っているという事実のみ。
仮にあなたがテンパイだったとしてもそのことはお客様は知りません。
だから全力で放銃を回避します。
相手のリーチには絶対無理しません。
でもね、どうしても放銃してしまうこともあります。
そのときはひたすら平謝り。それしかないです。
以上代走の5つの基本ルールを書きました。
このような代走の仕方にはかなり反論があると思います。
お客様に対して失礼じゃないか?
確かにそう思います。
私がここに書かなければ、多くのお客様は知らないで済んだでしょう。
でもね。
代走の難しさをお客様にもわかってほしいんであえて公開しました。
100%放銃無しの完璧な代走なんて不可能ですから。
実は私も、上でさんざん制約を書いておきながら、代走はメンバー個々の力量に任せて自由に打たせるべきだと思います。
お客様が代走に対してもっと理解があれば、代走におけるトラブルもなくなるんですけどね。
もちろん代走の厳しさを理解してくださるお客様もたくさんいて、代走がいるときはリーチかけないって方もいらっしゃいますし、私も何度も当たり牌を見逃していただいたことがあります。
でも逆にそこまでしていただくと、こちらも申し訳なくなってしまうんですよね。
というわけで、私の理想とする雀荘ならばお客様にこのようなメッセージを伝えます。
「代走を頼まれる場合は、我々メンバーも全力を尽くしますが、
特に指示がない限り、個人の判断で自由に打たせていただきます。
ただしメンバーの雀力には個人差がありますので、代走によって被った損失は
いかなる場合でもお客様の負担とさせていただきますのでご了承ください。」

もちろんメンバーは自由に打つことができます。
お客様は代走を頼むメンバーを指名できます。
信頼して指名してくれたお客様のために、メンバーは全力で最善の手を尽くす。
お客様ももちろん代走の難しさは皆理解していらっしゃるので、仮に悪い結果が出ても文句は言いません。
もし良い結果だった場合はチップをくれたりしてね。
いかがでしょうか?
決して実現不可能ではないと思いますけどね。
もし「もっといい方法があるぞ」って方はぜひ教えてください!
かなり長くなってしまいましたが、それだけ代走に関することは書くことが多く、それだけ重要だということです。
というわけで続きは明日・・・

いざメンバーへ


あなたがメンバーになる前に一つ確認しておきたいことがあります。
あなたは貯金がありますか?
もしくは他に仕事をしていますか?
いきなり雀荘メンバーを収入の柱にすることは危険です。
できれば他に安定して収入のある仕事をしてください。
そしてメンバー業一本でやるには、仕事に慣れて、十分に安定して収入が得られるようになってからでも遅くはないです。
ほんの少しリスクのある仕事ですが、コツをつかんで安定すれば、これほどいい仕事もないですよ!
さあ、準備はできましたか?
いざ雀荘メンバーの門を叩きましょう!
これから覚えることは山ほどありますから覚悟しておいてくださいね!

どんな雀荘で働くのがいいですか?


日本全国にはたくさんの雀荘があります
その数およそ15000店!
これだけあると、どの雀荘で働いていいか迷ってしまいますね。
まずどのような条件で働く雀荘を選ぶべきでしょうか?
普通の仕事であれば、
1.家から近い、もしくは学校から近いなど立地条件が良い
2.給料が良い
といった理由から働く場所を選ぶのでしょう。
もちろん雀荘もこれらの理由から決めるべきでしょう。
ですが、以下の条件も考慮に入れてください。
3.流行っている
4.レートが低い

3と4は非常に大事です。
あなたの給料に直結しますから。
まず3ですが、流行っているということは、緩慢な経営をしていない限り、確実に会社にお金はあり
ますから、給料の未払いが防げます。(実際に給料が払えないほど経営の苦しい雀荘は結構あります)
そして次が非常に大事なことなんですが、
流行る→お客さんが多い→本走回数が減る→給料が残る
という流れができます。
この流れをしっかり頭に入れて置いてください。
お客様が1人でも増えれば、あなたの本走回数が減り、給料が残ります。
また、お店が儲かることにより、あなたの給料もアップするのです。

この流れを意識することで、いかにお客様1人1人が大切な存在か、今まで以上に理解できるのではないでしょうか?(つまりはメンバー1人1人の接客がいかに大事か、ということです)
例をあげると、私が働く店では、メンバー全員の努力の結果、3年前より毎月の売上が数百万円あがりました。
するとメンバーの本走回数の合計が毎月数百回減りました。
それに伴い、全メンバーのアウト(負け分)の合計が毎月数十万円減りました。
別にメンバーの麻雀の技術があがったからアウトが減った、というわけではありません。
本走回数が減ること=麻雀で負ける可能性が減る(ゲーム代の負担が減る)=給料が増える
ということに気付いてください。
前にも書きましたが、現在のフリーのルールではゲーム代の負担が多すぎて、勝つことは難しいのです。
ですから給料を残すには、いかに本走回数を減らすかが重要になってくるのです。
次に4ですが、レートが低ければ低いほど安定して給料が残せます。
レートが高ければ、もし麻雀が不調で大負けしてしまった場合に、給料が貰えない可能性があります。
そうすると貯金が無いと生活ができなくなってしまいます。
給料の前借などで凌ごうとすると、次の月の給料も減ってしまい、悪循環になってしまいます。
メンバーA君の例を見てみましょう。
彼は月給20万円を貰っているのですが、4月は麻雀の調子が悪く、アウトは15万にもなってしまいました。
ということは5月は5万円で過ごさなければなりません。
かなりきついですよね。
案の定5月半ばにお金は底をつきました。
そこで貯金の無いA君は、お店に5月分の給料のうち5万円を前借りしました。つまり借金しました。
5万円でなんとか5月末の給料日まで凌げましたが、5月も麻雀が調子悪かったのでアウトは15万になり、さらに前借の5万円もアウトに加算されますので合計20万円をお店に払わなければなりません。
ということは給料は1円も残らないわけです。
そこでまた前借することになります。
今月こそは麻雀で勝って返済するぞ、と意気込むわけです。
でもね、
たいていお金に余裕の無い人や、追い込まれた人って負けますから。
これは麻雀だけではないでしょうけど。
案の定6月も調子は上がらず、結局A君は借金を抱えてお店を辞めることになりましたとさ。
A君の例はピン以上のレートでは珍しくないです。
よほどあなたが麻雀に自信があるならピン以上の店を選んでも良いですが、
お金に余裕が無いとハイリスクであることを知っておいてください。
もちろん勝てばリターンも大きいですけどね。
あなたが初めて雀荘で働くのであれば点五の雀荘をおすすめします。
お店の雰囲気や客層も点五のほうがいいと思います。
基礎的な麻雀力を身につけたり、雀荘のシステムを理解するには最適な環境だと思います。
5.チェーン店である
というのも最初に働く店としてはいいと思います。
グループの規模が大きければ、それだけ儲かっているでしょう。
儲かるには理由があるはずです。
儲かる理由を考えて、そのノウハウを吸収しましょう。
複数店舗経営している雀荘ならば、その数だけメンバーがいるということです。
たくさんのメンバーがいるということは、メンバーの教育システムがしっかりしているはずです。
麻雀だけでなく接客に関してもいろいろなことを教えてくれるでしょう。
そのノウハウは、あなたの今後の仕事や人生に大きくプラスになるに違いありません。
もちろん店が大きければいいってものじゃないです。
小さいお店でも、活気があって素晴らしい雀荘はたくさんありますから、最終的にはあなたが判断して、働くお店を決めてください。
では流行っているかそうでないかはどこで判断するのか?
まずは通うこと。
お店の雰囲気を見ましょう。
そして必ず土日の夕方から夜に行きましょう。
週末が一番混んでいる時間帯です。
ここでできれば満卓(空いている麻雀卓が無い状態)になるようなお店が望ましいです。
時期や雀荘の総卓数にもよりますが、10卓以上で満卓なら流行っているとみて良いです。
よくコンビニだと、郊外のお客さんが来ないようなお店で働け。そのほうが楽だから。
なんて聞きますが、雀荘は全く逆ですね。
目に見える「楽」を考えてはだめです。
流行っているほど、忙しいようで実は「楽」であることに気付かなければならないんです。
精神的、体力的にきついこともあるかもしれませんが、それを補って余りある充実感を得ることができます。
そしてその働きに見合った給料をきちんといただくことができます。
初めて雀荘で働こうとするあなたへ。
はじめはほんとに大事です。
間違った教えを受けてしまうと、その時間自体が無駄ですし、それを直すのにまた膨大な時間が必要なのです。
野球やバスケットのフォームを身につけるようなものです。
はじめて働く雀荘のこそ慎重に選んでください。

これだけは知っておきたいフリー雀荘のシステム


「ゲーム代さえなければ浮いてるのに。」
といった声を聞きます。
でもね、フリー麻雀でお金を儲けることを考えた場合、ゲーム代も含めて考えないと意味が無いですよね?
競馬を考えてみてください。
競馬って場所代払っていないように見えますが、払い戻しは常に25%引かれています。
(これって実にうまい場所代の取り方ですよね。雀荘にも応用できませんかね?)
競馬で、「テラ銭(場所代)がなければなー」なんて言ってる人はいませんよね?
同様に麻雀でお金のことを考えた場合に、必ず場代も含めて考えなければなりません。
この場所代を「控除率」といいます。
また、控除率の逆を「還元率」といいます。
「還元率」とは、「賭け金に対し、手元に戻ってくる金額の平均(%)」です。
「控除率」とは、「賭け金に対し、胴元側が取る金額の平均(%)」です。
ギャンブルをする人は必ず覚えておかなければならない言葉です。
還元率80%といえば、「10000円賭ければ平均して8000円戻ってくる」ことをいいます。
このとき控除率は20%になります。(10000円賭ければ平均して2000円胴元に取られる)
還元率+控除率は必ず100%になります。
競馬などの公営ギャンブルでは控除率は25%です。
宝くじはなんと50%です。
じゃあ麻雀は?
麻雀の控除率は計算が複雑で、ゲーム代、ウマ、オカ、祝儀、トップ賞などによって変わってきますので、正確な数字は出せません。
仮に
1000点50円 
ウマが500円-1000円
25000点持ち30000点返し
トップ賞無し
祝儀無し
ゲーム代400円
という条件で算出したとすると、約20%の控除率になります。
ちなみにピンの1000円-3000円、ゲーム代500円でも15%を超えます。
「何だ。競馬より安いじゃん」
と思ったあなた。
日本の公営ギャンブルは異常なんですよ。
世界的に見ても、とんでもないぼったくりのギャンブルなんです。
宝くじなんて50%ですよ。
それでもその高額の当選金に目がくらみ、みなお金をどぶに捨てているんですね。
麻雀の15~20%という控除率は非常に高い数字です。
もしカジノにこういった麻雀があったら見向きもされません。
海外のプロギャンブラーは非常にシビアで、できるだけ控除率の低いブラックジャック(4~-2%)やバカラ(約1%)をメインゲームに選びます。
あなたがフリー雀荘で働く前に知っておかなければならない(働かなくても知らなきゃだめ)こと。
それは
「現在のフリー麻雀のシステムでお金を儲けることはかなり難しい」
ということです。
それでも、フリーで儲けようとするならば、いかにゲーム代の割合が安い店に行くか、ということになります。
それに当てはまるのは、一般的には「ピンの東風戦」ということになります。
10%を切る控除率です。
ただし、ローリスクハイリターンなんてギャンブルはこの世にありません。
レートを上げればリスクも上がることを覚えて置いてください。
私は、麻雀が対人ゲームである以上、高額のお金を賭けて楽しむものではないと思っています。
機械相手なら別にいいんですが、対人だとどうしてもトラブルが起こりやすい。
その優れたゲーム性を楽しむのが「麻雀」というゲームだと思います。
ですから賭けなくても十分楽しめます。
ですが残念ながらノーレートの雀荘はほとんどないし、誰もやりたがらないのが実情です。
仕方がないので低レートで、ローリスクローリターンで、楽しく遊びましょう。
もちろんギャンブルのスリルを味わいたいという方は高レートで遊んでください。
全てのギャンブルは胴元が勝つ様にできています。
長期的に見れば必ず胴元が勝つようなシステムになっています。

麻雀で言えば一番勝っているのは誰か・・・おわかりですよね。
参考書を挙げておきます。
麻雀だけでなく、ギャンブルをする人、必読です。
麻雀で欠かすことのできない話題、「ツキ」や「流れ」についても書かれています。
谷岡一郎 「ツキの法則」 この文章を書くにあたって参考にさせていただきました。
また、関連記事「麻雀には控除率の概念がない!?
こちらもぜひともご覧ください!

雀荘はどうやって儲けているんですか?


雀荘の売上の中心はゲーム代です。
要するに、たくさんお客さんが来て、たくさんゲームをしていってくれれば
それだけ儲かるわけです。
フリーとセットで料金体系が違うのが一般的です。
フリーの場合を考えてみましょう
例えば、一般的な東南戦(半荘)で1ゲーム1人400円だとすると、1卓で1600円の収入になります。
だいたい1ゲーム平均40分と考えると、12時間稼動していたとして1卓あたり28800円の収入になりますね。
これがもし10卓だったら28800円×10卓=288000円の収入になるわけです。
セットの場合はフリーと違い、1時間あたり〇円というふうにゲーム代が発生します。
学生で一人当たり100円~300円
一般で一人当たり200円~500円
が相場でしょうか。
フリーよりも値段が安いですね。
セット雀荘も兼ねたフリー雀荘の場合、セットよりもフリーの卓を重要視します。
ある雀荘では学生セットが一人当たり200円だとしましょう。
すると一時間で一卓800円の売上げです
それに比べてフリーが1ゲーム400円だとすると、1ゲーム40分と考えて、一時間で一人600円。
一時間で一卓の売上げは600×4=2400円になります。
フリーと学生セットで3倍も違うわけです
ですから一般的な雀荘はフリーのお客様をより大事にしています。
フリーのお客様はフリードリンクなのに、セットのお客様は有料だったりします。
満卓寸前になると、セットのお客様が来店してもお断りしたりします。
でもね、このような差別化がこれまでの雀荘の悪いところだと思います。
セットのお客様こそ大事にしていかなければならないのに。
セットのお客様はコンビニの立ち読みと一緒の効果があると思います。
どういうことかって?
ちょっと話が雀荘経営にずれてしまったので、これについてはまた別に書こうと思います。
あなたがメンバーになる前に知っておかなければならないこと。
それは雀荘はお客様のゲーム代で経営が成り立っているということです。
収入の柱はフリーのゲーム代です。
あなたの給料はお客様のゲーム代からいただいてるものなんですよ!

給料はどのくらいもらえますか?


給料に関することは、あなたにとって一番大事な項目ですので、しっかり頭に入れて置いてくださいね。
メンバーは麻雀を打つのが仕事でしたね?
そのメンバーのゲーム代は誰が払うのでしょうか?
これはメンバー負担とお店負担の2種類があります。
メンバー負担の場合、ゲーム代を毎回お客様と同じように払います。
お店負担の場合、メンバーが何回打とうが、そのゲーム代はお店持ちですので、メンバーの負担はありません。
この「ゲーム代を誰が負担するか」というのが、ものすごく大事なことなんです。
例えば、A店では、ゲーム代は全額メンバー負担です。
B君は月に平均100半荘本走を打ちます。
ゲーム代は400円ですので、毎月40000円をゲーム代として払っているわけです。
もし、全額お店負担なら、毎月の給料が40000円も増えるわけです。
1年で48万円!も違うんですよ。
ちなみに月に本走100半荘という数字は、出勤日数とお店の繁盛度によりますが、少ないほうだと思います。
さて、本走はゲーム代を負担するだけではありません。
勝てばお金は増えますが、負ければお金は減ります。
この麻雀の負け分もメンバー負担の場合と、お店負担の場合があります。
全額お店負担という場合もあったり、半額負担というお店もあったりします。
まあどちらも少数派で、基本は「ゲーム代、勝ち負けはあなたが負担する」と考えていただいて結構です。
ちなみに近代麻雀に連載中の銀玉親方の雀荘「たぬ」は、麻雀の勝ち負けはお店負担だそうです。(ゲーム代は不明)
うらやましい・・・
基本の給料はその雀荘のレートによって決まります。
また、ゲーム代と麻雀の勝ち負けを誰が負担するのかによって、その金額は大きく変わってきます。
レートが高くなれば給料も上がりますが、その分リスクは高くなります。
あなたが雀荘で働く前に一番知っておかなければならないこと。
それは、お金に関することです。
給料に直結する「ゲーム代」と「麻雀の勝ち負け」を誰が負担するのか?
あなたは知らなければならないのです。

点数計算できませんがメンバーになれますか?


点数計算できることはメンバーになるための最低条件です。
面接では間違いなく点数計算できるか聞かれますから。
あなたがあがった時には素早く正確に点数申告をしなければなりません。
そしてここが重要ですが、お客様があがった時にも、素早く正確に判断しなければなりません。
お客様に言われたとおりに点棒を払うのではなくて、必ずあなたの目で確認しなければいけません。

というのも、お客様の申告って結構間違っていること多いですから。
たとえあなたに関係の無い、お客様同士の点棒のやり取りであっても、きっちり点数を確認して、間違いがあれば訂正していかなければならないのです。
点数計算ができる=自分のあがった点数が言えるってことじゃないことに注意してくださいね。
点数計算は初心者にとって非常に難しいことですよね。
また何年やっても覚えられない人はたくさんいます。
そんなあなたにも「点数計算のコツ」を公開していますから、ぜひご覧ください。
コツは「形で覚える」のと「余計なことは覚えない」です。
なぜ、雀荘メンバーが一瞬で点数計算ができるのか?
その秘密を公開します。
点数計算を覚えるだけで麻雀の楽しさは倍増しますし、麻雀力も向上し、そして何よりも自信がつきます。
ちょっと努力するだけでいいですから頑張って覚えましょう。

どのくらいの経験があればメンバーになれますか?


雀荘の求人広告で「経験不問」って書いてある場合がありますが、全く何も知らない状態からメンバーになるのは無茶です。
たまにそういう人で長く続いている人もいますけど、かなりの努力が必要です。
麻雀は複雑なゲームで覚えることが多いですから。
以下の5つのレベルであなたはどのレベルですか?
レベル1.何も知らない
レベル2.ゲームでしかやったこと無い
レベル3.友達や家族とならやったことがある
レベル4.セットで雀荘に来たことがある
レベル5.フリー経験あり



レベル1.何も知らない
これは厳しい。この条件でメンバーをするのはおすすめしません。
麻雀を打たなくて良いウェイトレスとしてなら全然OKですが。もちろん女性オンリー。
ちなみにウェイトレスでも麻雀を知っていたほうが、重宝されますし、
給料も良くなるのが普通。
何も知らないウェイトレスとして入って、勉強しながら、そのうち本走に入れるようになった人は結構います。
ただしかなりの努力と時間が必要です。
でもそれに対する見返りは大きいですから、意欲のある人はチャレンジして欲しいですね。
レベル2.ゲームでしかやったことが無い
麻雀牌に触ったことがないというレベルですね。
このレベルでも厳しいですね。
というのも麻雀牌をツモったり、切ったり、点棒のやり取りをした事がないということですから、どうしても動作が遅くなってしまうでしょう。
それはお客様をイライラさせる原因になってしまいます。
まずは麻雀牌を使ってみましょう。
麻雀牌を持ってない人はこれを機会に買ってください。
友達を誘って、家で手積みで麻雀をして、ルールをしっかり把握してください。
リアルでの麻雀はゲームのように自動で牌をツモったリ、切ったり、点数を教えてはくれませんから。
麻雀牌に慣れていない人は、テレビを見ながら牌の切り方や小手返しの練習をするのもいいと思います。
常に牌に触っていることで、とても器用に牌が扱えるようになります。
レベル3.友達や家族とならやったことがある
雀荘に行ったことはないが、友達のうちや自分のうちで家族麻雀ならある。
手積みで麻雀をやったことがあるという場合です。
(自宅に自動卓があったりして・・・)
何度もやっていれば牌の扱いにも慣れ、ある程度のスピードで打てるでしょう。
このレベルならなんとかメンバーになれるかなと思います。
でも雀荘の雰囲気を見てからでも遅くは無いですよ。
とりあえず雀荘に行ってみましょう。
最初は友達と一緒にセットでいいですから。
レベル4.セットで雀荘にきたことがある
雀荘がどういうところか雰囲気は知っているので、メンバーがどんな仕事をするのかある程度わかっているのではないでしょうか?
実際私の働いていた店でも何人かこのレベルからメンバーになっています。
ある学生メンバーは、レベル4からメンバーになり、フリー経験無しのまま1年間働いて、就職のため辞めていきました。
いまだにフリーは行ったことがないそうです。
なんとかなるもんですね。
でも、メンバーになる前に必ずフリーは経験しておいてください。
何も知らない状態だと、最初に覚えることがたくさんありすぎて大変ですよ。
レベル5.フリー経験あり
このレベルがメンバーになるための最低条件といってもいいと思います。
麻雀のルールをよく理解している人が多いし、安心できるのですが、客で打つのとメンバーで打つのとは全く違うということを一番思い知らされるんじゃないでしょうか。
一回行っただけじゃなく、何度もフリーに通ってください。
そしてメンバーがどういう仕事をしているか観察し、吸収してください。
メンバーになる前の予習と思って、遊びではなく勉強する気持ちで通って欲しいと思います。
ようするに、メンバーになりたい方はレベル5まで到達してください。
レベル4以下のあなたはメンバーになるにはまだ早い!
まずは雀荘がどういうところか知る必要があります。
あわてる必要は全くありません。
知識も無しにメンバーになることのほうがよっぽど危険です。
当サイトであなたをフォローしていきますから、しっかり知識を得て、身につけてくださいね。

雀荘メンバーの仕事って何をするの?


雀荘メンバーの一番メインの仕事は麻雀を打つことです。
例えばお客様が3人しかいないときに、4人目として麻雀を打つことを「本走」といいます。
またお客様がトイレに行きたいときや、電話をしたいときなどに、少しの間代わりに打つことを「代走」といい、これも大事な仕事です。
ようするに麻雀が打てなくては仕事になりません。
そのほかの仕事と言えば、お客様に飲み物や食事をだしたりすることぐらいです。
誰にでもできる簡単な仕事です。(これぐらいのことでさえできない人もいますが)
ではなぜ、多くの人がすぐに辞めてしまうのか?
それは「本走」があまりにも厳しい仕事だからです。
本走は基本的に自分のお金で麻雀を打ちます。
勝てばお金が増えますが、負ければもちろんお金が減ります。
一半荘ごとのゲーム代も自腹です。
つまり麻雀で勝てば給料がたくさん貰えますが、
負ければ給料ゼロ、給料以上に負けてしまえばお店に借金、なんてことも。
おそらくメンバーを辞める原因の80%が、麻雀で負けて、お金が稼げないからという理由でしょう。
一日中ウンザリするほど働いて、給料ゼロどころかマイナスですよ。
そりゃ辞めたくもなるでしょう。
でもね、残っている人もいるわけですよ。(私なんて6年もやってますし、私より先輩は何人もいます)
すぐに辞める人と長続きする人の違いはなんだと思いますか?
1.麻雀がどういうゲームか知っているかどうか(ただ強い、技術があるというだけではだめです)
2.雀荘のシステムについて知っているかどうか。
3.それらを知った上で、心構えができているか。
4.精神的にタフであるかどうか。

このような理由が挙げられます。
麻雀の技術ももちろん大事ですが、私はそれよりも上の4つを理解していることの方が大事だと思っています。
あなたはどうですか?
もし一つでも欠けているなら、メンバーになることはお勧めしません。
なってもすぐに辞めることになってしまいますから。
ですが、それでもメンバーになりたいというあなた。
その熱意があれば大丈夫でしょうが、それだけではどうにもならない場面は必ずあります。
そんなあなたにも、これから私が全力でサポートしていきますからご安心ください。
今すぐメンバーにならなくとも、じっくり予習して予備知識を付けてからなったほうが、いろいろな気付きを得られますから。
もちろんメンバーになって、仕事をしながら学ぶのもいいと思います。
それでも必ず当ブログを並行して見て欲しいと思います。
もう一日やそこらで辞める人を見たくありませんし、麻雀を嫌いになって欲しくないですから。

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    ◆taroo(たろー)

    雀荘検索「麻雀王国」やニュースサイト「麻雀ウォッチ」で麻雀界の情報を発信しています。こちらはtarooの個人ブログで、麻雀界や天鳳についてあれこれ書いています。

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  • 麻雀荘メンバーマニュアル完売!!


    おかげさまで完売しました!!
    ありがとうございました!!
  • 「麻雀 10倍勝てるテクニック」で紹介されました


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