アルバイトの意識




先日、私の友人Kの言葉に愕然としたのです。
「バイトなのに売上のこととか考えても仕方なくない?」
Kは居酒屋でバイトをしているのですが、そこで働いているアルバイトは皆意識が高く、
仕事の後の酒の席で、お店を良くする方法や売上を上げる方法などを、夜な夜な意見交換しているらしいのです。
Kにとってはそれが不思議でしょうがないみたいなのです。
「社員なら売上のことを考えるのもわかる。でも、バイトはいつ辞めるかどうかわからないのに、なんでそんなに熱く語っているのだろう。」
と思っているそうです。
まあKの言いたいこともわかりますけどね。
でもKもいつかどこかの会社の社員として働くわけじゃないですか?
その時Kは高意識のできる社員として働くことが出来るのだろうか?
たとえアルバイトでも、このような低い意識でいたら、どんな仕事をさせてもうまくいかないと思いますけどね。
自分のお店の売上を気にしている雀荘メンバーが何人いるだろう?
あなたは先月のお店の売上がいくらかわかりますか?
それは先々月と比べてどうですか?
去年の同じ月と比べてどうですか?
今月は先月から売上を上げる改善をしましたか?
今年は去年から売上を上げる改善をしましたか?
少し意識を変えるだけでも、ものすごい効果がでるんですよ。
少しづつでいいですから、あなたに何が出来るか考えてみましょう。

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“アルバイトの意識” への2件のフィードバック

  1. ななし より:

    これは行動経済学では有名な問題で、固定給評価であると、頑張って売り上げを上げても報酬は変わらず、売り上げが上がる⇒忙しくなる、ということで報酬に対する労働のみが増加するため、Kさんのように考えるのは当然です。日本だけは特殊で、自己犠牲の精神からかそうならない傾向が他の国に比べると強いそうですが、これが美徳なのか悪徳なのかは判断しかねます。

    話は変わりますが、ブログをあらかた読ませていただきました。
    当方も雀荘でバイトをしていますが、tarooさんのお話はいささか経営者目線のきらい過ぎる、と思いました。
    いろいろありますが、なかでも特に気になったのはメンバー制約です。
    ラス確も途中流局もそうですが、それをしないことによる損は少なからずあります。tarooさんはその制約を守っても強い人ならアウトを残せるから守るべき、と仰られてますが、はっきりいってそれは全く制約の理由付けにならないと思います。極端ですが、アウトがマイナスにならないからといって平均着順2.2の人がわざわざ手を抜いて平均着順2.3の打ち方をするか、というのと同次元の問題です。言い方は悪いですがお店のためにわざわざお客様に自分の金を恵もうなどというバイトはいません。
    もう一つはご案内の基準です。これも前述したこととは被りますが、わざわざ自分が損になるのにご案内するか、という話です。
    最近の統計データでは東初1000点ですらアガリの価値は大きいとされています。純黒のメンバーは原点超えなら当然ご案内しないほうが常に得ですし、平均着順2.5のメンバーでも30000点持ち以上のトップであれば期待値はゲーム代払ってもプラスでしょう。
    よってご案内基準が37000点はいくらなんでも高すぎで、せめて30000点が限度かと思います。
    最後に、制約を守ることによる雀力upについてはかなり酷いと思いました。例えばラス確をしないことで順位をまくる力がつく、などは完全順位制の力はつくでしょうが、収支戦の力はつかないでしょう。なぜなら、まくる手作りどうこう以前にまず、この手牌はまくりにいくのとラス確するのとどっちが得か、という判断の部分が放棄されるからです。こういった判断は手作りと違ってオーラスでの遭遇がほとんどで、これを放棄することはむしろ収支戦での雀力の低下をもたらすと思います。
    また、蛇足かもしれませんが、報酬の金銭的な安さの代わりを精神的充足に置き換えて働かせる、というのは昨今所謂ブラック企業で扱われている手法で問題視されている、ということをお伝えします。

    長くなりましたが、メンバーがゲーム代を払っている以上、彼らが自分のアウト第一でうつのは当然で、非難される謂れはないと思います。
    逆に言えば、フルバックで完全に仕事として打つのであれば、お店側が採用時に制約を説明していてメンバーが納得済みならば制約をかしてもいいかとおもいます。

  2. taroo より:

    ななしさん
    コメントありがとうございます!
    ちょどこのブログの文章を書いたのが2006年ということで、私もあなたと同じアルバイトの立場でありました。
    現在はまた違った立場におりますが、あらためて外から雀荘について考えると、当時と色々と考え方が変わってきたこともあります。※時代が大きく変わったということもありますが。
    その上で、まだ当時の記事を残しているのは、こうしてななしさんのような方がいまだに読んでいただいているからで、またそれについてこのコメントのように、現在の労働環境や麻雀技術に合わせて、解釈していただければ良いなと思っているからです。


    当時(今も?)、雀荘においては、他の業界に比べて「お店の利益を上げる」という考え方ができない方が多かったです。これはその労働形態が影響しているので、自分優先でも仕方が無い部分もありますね。
    ななしさんもご存じかもしれませんが、現在はどのお店も人手不足に悩まされております。特に若い人が少ないのですね。
    それはそうした労働環境も一因なので、当然の流れかもしれません。
    ※それを改善していくのが、今の私のミッションの一つでもあります。


    私も本来は制約が無い方が良いと思っています。
    そして、制約を明記せずとも、それを状況によって使い分けることができるのが良いメンバーなのかなと。
    しかし、いきなりそれができるメンバーもなかなかいないので、あえて明記しているというお店も多いかと思います。

    良いメンバーは「空気が読める」。
    これは麻雀に関してもそうですし、フロア業務についても同様です。
    お客様が楽しく麻雀を打つ環境を用意するのがメンバーの仕事です。

    ちなみに本文中のKとはいまだに付き合いがあり、彼はその雀荘の管理部門に入り、お店の売り上げに大きく貢献しています。
    Kさんも大変だとは思いますがメンバー業を頑張って下さいませ!

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