卓組みのコツ~練習問題


卓組みに関しては実戦あるのみです。
ここで10パターン例題を出します。
あなたは責任者になったつもりで、あなたならどうするのか、答えをだしてください。
言葉で書くとわかりにくいかもしれませんが、頭で状況をイメージしてください。
あなたのお店だと思ってね。
ではいきましょう!
◆問1
1卓 東2局
お客様A
お客様B
お客様C
お客様D 
待ち席
お客様E
お客様F
ホール
メンバーG
メンバーH
メンバーI
1卓マルの状態です。(「マル」とはメンバーが全員ホールにいる状態)
ラス半はありません。
お客様が2人お待ちです。
メンバーはホールに3人います。
あなたはどうしますか?
◆問2
1卓 南2局
お客様A ラス半
お客様B
お客様C
お客様D 
待ち席
お客様E
お客様F
ホール
メンバーG
メンバーH
メンバーI
1卓マルの状態です。
ラス半は一つです。
お客様が2人お待ちです。
メンバーはホールに3人います。
あなたはどうしますか?
◆問3
1卓 南2局
お客様A ラス半
お客様B もしラス
お客様C
お客様D 
待ち席
お客様E
お客様F
ホール
メンバーG
メンバーH
メンバーI
1卓マルの状態です。
ラス半は一つ。
もしラスが一つ。
お客様が2人お待ちです。
メンバーはホールに3人います。
あなたはどうしますか?
◆問4
1卓 東1局
お客様A 
お客様B
お客様C
お客様D 
2卓 東2局
お客様E ラス半
お客様F ラス半
お客様G
メンバーH
待ち席
お客様I
お客様J
ホール
メンバーK
メンバーL
2卓1入りの状態です。
(メンバー1入り(ワンハイリ)、2入り(ツーハイリ)、3入り(スリーハイリ)、全入り(ゼンハイリ)などと言います)
ラス半は2卓に2件です。
お客様が2人お待ちです。
メンバーは卓に1人、ホールに2人います。
あなたはどうしますか?
◆問5
1卓 東1局
お客様A ラス半
お客様B ラス半
お客様C
お客様D 
2卓 ラスト
お客様E 次ラス半
お客様F 次ラス半
お客様G やめ
メンバーH
ホール
メンバーI
メンバーJ
2卓1入りの状態です。
今2卓がラストでした。
お待ちのお客様はいません。
メンバーは卓に1人、ホールに2人います。
あなたはどうしますか?
◆問6
1卓 ラスト
お客様A やめ
お客様B 
お客様C
お客様D 
2卓 ラスト
お客様E 
お客様F やめ
お客様G やめ
お客様H
待ち席
お客様I
ホール
メンバーJ
メンバーK
メンバーL
2卓マルの状態です。
今1、2卓が同時にラストでした。
お待ちのお客様は1人です。
メンバーはホールに3人います。
あなたはどうしますか?
◆問7
1卓 ラスト
お客様A やめ
お客様B やめ
お客様C
お客様D 
2卓 ラスト
お客様E 
お客様F 
お客様G やめ
メンバーH
ホール
メンバーI
メンバーJ
2卓1入りの状態です。
今1、2卓が同時にラストでした。
お待ちのお客様はいません。
メンバーは卓に1人、ホールに2人います。
あなたはどうしますか?
◆問8
1卓 南2局 
お客様A ラス半
お客様B 
お客様C
お客様D 
2卓 東4局 
お客様E ラス半 
お客様F 
お客様G 
お客様H
待ち席
お客様I
お客様J
ホール
メンバーK
メンバーL
メンバーM
2卓マルの状態です。
ラス半は一つづつあります。
お客様は2人で同卓希望です。
メンバーはホールに3人います。
あなたはどうしますか?
◆問9
1卓 南3局
お客様A ラス半
お客様B ラス半
お客様C
お客様D 
2卓 南2局
お客様E ラス半
お客様F 
お客様G 
お客様H
待ち席
お客様I
お客様J
お客様K
お客様L
ホール
メンバーM
メンバーN
メンバーO
2卓マルの状態です。
ラス半は3つあります。
お客様KとLが来てお待ちは4人になりました。
メンバーはホールに3人います。
あなたはどうしますか?
◆問10
1卓 南3局
お客様A ラス半
お客様B 
お客様C
お客様D 
2卓 南2局
お客様E ラス半
お客様F 
お客様G 
お客様H
3卓 オーラス
お客様I ラス半
お客様J ラス半
お客様K
お客様L
4卓 東2局
お客様M
お客様N
お客様O
お客様P
5卓 東3局
お客様Q
お客様R
お客様S
お客様T
6卓 東4局
お客様U
お客様V
お客様W
お客様X
セット6卓
ホール
メンバーY
メンバーZ
メンバーAA
メンバーBB
全12卓満卓の状態です。
フリー6卓セット6卓です。
ラス半は4つあります。
お待ちのお客様はいません。
メンバーはホールに4人います。
あなたはどうしますか?
私の見解は明日書きます。

卓組みのコツ~基本の5つのコツ


私の友人のSちゃんが最近、ある雀荘で責任者になったそうなのですが、
いかんせん卓組みがうまくできないらしいのです。
「卓組み」とは対局の組み合わせを決めること 。
来店されたお客様を、やめたお客様の席やメンバーの入っている席などに速やかにご案内して、円滑にゲームが進むように卓の組み合わせを決めることです。(「卓回し」とも言う)
うまくやらないと、せっかく来店していただいたお客様を長時間待たせることになってしまいます。
卓が割れてしまって、「待つならやめる」と、お客様が連鎖反応でやめてしまったりしてしまいます。
(「卓が割れる」とは、やめたお客様の代わりに入るお客様もメンバーもいないので、その卓ではゲームが出来ない状態です。)
つまり、卓組みの出来がお店の売上に直結するので、卓組みがうまくできなければ責任者は務まらないということです。
プロメンバーならば必ず身につけていなければならない能力ですね。
で、Sちゃんに
「何かうまいやり方あるかなー?」
と、相談を受けました。
こればっかりはお店の規模などによってやりかたも違うのでなんともいえないですが、基本的なことだけ書いていきましょう。
基本的な考え方を頭に入れておけば、あとはあなたのお店で応用するだけですから。


1.とにかくお客様を待たせない
まず第一にお客様は待たせないようにすることです。
基本的にお客様はせっかちですから、すぐにでも打ちたい方が多いです。
ですからなるべく早く打てるように卓組みすべきです。
ラス半が入っていて、オーラスなどで終わりそうなら少し待っていただく。
ラス半が入っていないようならすぐに新しく卓を立てる。
状況に合わせて素早く判断して、行動に移してください。
最近は1,2半荘しか打たないお客様も多いです。
皆さん忙しいんでしょうね。
こういう方はすぐに打てないと帰ってしまいます。
ですから出来る限りすぐに打たせてあげる。
お客様に「いつ来てもすぐに打てるお店」と思わせるように心がけるのです。
これだけでお客様は何度も来てくれますから。

2.なるべく卓は割らない
一度立てた卓は出来る限り割らないようにしましょう。
お客様は基本的に移動するのが嫌いです。
面倒くさいから、ツイてるから、という理由がほとんどです。
卓を割ってしまうとラス半をかけていないお客様でも連鎖反応でやめてしまうことが多いです。
来店したお客様を待たせないために無理して新しく卓を立てると、今ある卓をつなぐことが難しくなってしまいます。
ですから、基本は先にいらっしゃるお客様を優先することになります。
無理して卓をたてて卓を伸ばすことが、必ずしも売上アップにつながるわけではない、ということです。
3.ラス半状況は頭に入れておく
ラストが入ったらすぐに動けるようにラス半の状況は常に頭に入れておきましょう。
指示を出す人間がフロアにいない場面、本走や代走に入らなければならない場面は必ずあります。
そういうときにでも冷静に判断できるように準備しておきましょう。
4.ここでお客様が来たらどうするか、など常に頭で考えておく
たくさんの卓がたっていて、ラス半がたくさん入っていたり、ラストの瞬間にお客様が来店されたりすると、とたんに慌ててしまう人は多いですね。
そしてまずい卓組みをしてしまう。
なぜ慌てるのかというと、準備をしていないからです。
常に頭の中で、
「ここでお客様が来たらメンバー1入りで卓をたてる。」
「万が一もしラスの人がやめたら卓を割って、今オーラスのラス半が入っている卓にご案内する。」
という風に、あらゆる場面を想定して考えておくんですね。
そうすればいざというときにすぐに動けますから。

とにかくどんな場合でもメンバーは慌てないこと。(卓組みの場合だけじゃなく)
お客様を不安にさせますから。
飛行機に乗っているときを考えてください。
悪天候で激しい揺れの時にCAが慌ててたらどう思いますか?
それと同じで、メンバーはどうどうとしていてください。
メンバーが慌ててたら、卓が割れるんじゃないか、とお客様に思わせてしまうでしょ?
どんなときでも冷静に状況判断をしてくださいね。
5.お客様の来店の流れによって(時間によって)卓組みする
あなたのお店で、一番多くお客様が来店するのは何時頃ですか?
何曜日が一番お客様がいらっしゃいますか?
いつも決まった時間にいらっしゃるお客様はいませんか?
卓組みをするのにお客様の来店データは必須です。
これによってさらに卓組みをスムーズに出来るでしょう。
今の時間なら無理してつないでも誰かくるだろう。
今日は日曜日だからどんどん卓をのばそう。
この時間ならあのお客様が来るからつなごう。
もちろんその通りにいかないことも多いですが、何も考えていない、何もしないよりは数段ましですから。
様々なデータを取って分析しているお店がどのくらいあるでしょうか。
昨日の大会イベントはどのくらい効果があったのでしょうか?
麻雀卓を買い換えたらどのくらい効果があったのでしょうか?
この改善は、売上をどのくらいあげたのでしょうか?
データは取るだけでなく、記録して検証しなければ意味がありません。
どんなにいいアイデアを実践しても、その効果がわからなければ全く意味がありませんから。
もしかしたら違う要因で効果があるのかもしれないですよ?
しつこいようですが、卓組みは売上に直結するのでとても大事です。
しかし、卓組みに関しては口伝が主で、ちゃんとしたマニュアルを持っている雀荘はほとんどないのではないかと思います。
(もしあなたのお店が卓組みのマニュアルを用意していたら、こっそりおしえてくださいw)
でもこれだとなかなか身につかないでしょうね。
とにかく覚えるのには実戦で数稽古しかない状況です。
というわけで、明日は卓組みの例題を出しますので参考にしてみてくださいね。

メンバーがメンバーにおり打ち


メンバー2入りのオーラス。
南家 メンバーKは35000点のトップ目
北家 2着目のお客様Aが32000点
東家 3着目のお客様Bが28000点
西家 ラス目のメンバーDは5000点
ここでアガリトップのKがこんな手でリーチ。

お客様A、Bとも無筋を勝負してきています。
ここで、手牌バラバラで3着も諦めたメンバーDが一番やってはいけないことがKへの放銃
ダマテンに放銃ならまだしも、リーチに放銃はありえませんから。
ほんとに安牌がないなら仕方がありませんが、このときDの手には完全安全牌があった。
ところがなぜか先にの後筋でを切って放銃。
そのときのDの言い訳がまたひどい。
「どうせ次の順に切るよ。」
その一巡が大事なんですよ!
一巡で安牌が出来るかもしれないでしょ?
とにかく目いっぱいふらない努力をしてください。

この状況で、Kのリーチに打つくらいならまだお客様に打ったほうがましです。
あなたの気の抜けた放銃でお客様のせっかくの逆転手が不意になってしまいましたよ?
あなたの放銃にお客様はどう思うでしょうか?
目が無いからわざとメンバーに放銃したのか?
と思われても仕方がありませんね。
だって安牌あるのに放銃してるんですから。
そりゃあ100%放銃なしはありえませんが、最大限の努力をしてください。

ゲームを早く回すためにお客様を飛ばす?


東1局、お客様間で18000横移動しました。
お客様Aは残り7000点です。
東1局1本場
南家の私はこんな手でリーチ。
 ドラ
そしてツモ。
そのときお客様Aが
「やっぱりメンバーさんとしては、僕から出あがって飛ばして早く終わらせたかったですよね?その方がゲーム代もらえるし。」
と聞いてきました。
はっきりいってそんなこと全く考えてませんから!
何度も言いますが、お客様の接客>目先のお店の売上です。
売上はお客様の接客に力を入れれば、自然と後ろについてくるものですから。
というわけで、むしろ東1局で飛ばさないですよ。
飛び寸から出てもスルーしてツモ専です。(飛びそうな人からは見逃して、ツモあがりだけ狙います)
トップになるならあがってもいいですけど、東1局でアガ2(アガって2着)はどうでしょう?
お客様もすぐに終わったらつまらないじゃない?
それにトップ目を楽にさせたくないしね。
ゲームを面白くするのも、お客様を楽しませるのもプロメンバーの仕事ですよ。

アルバイトの意識


先日、私の友人Kの言葉に愕然としたのです。
「バイトなのに売上のこととか考えても仕方なくない?」
Kは居酒屋でバイトをしているのですが、そこで働いているアルバイトは皆意識が高く、
仕事の後の酒の席で、お店を良くする方法や売上を上げる方法などを、夜な夜な意見交換しているらしいのです。
Kにとってはそれが不思議でしょうがないみたいなのです。
「社員なら売上のことを考えるのもわかる。でも、バイトはいつ辞めるかどうかわからないのに、なんでそんなに熱く語っているのだろう。」
と思っているそうです。
まあKの言いたいこともわかりますけどね。
でもKもいつかどこかの会社の社員として働くわけじゃないですか?
その時Kは高意識のできる社員として働くことが出来るのだろうか?
たとえアルバイトでも、このような低い意識でいたら、どんな仕事をさせてもうまくいかないと思いますけどね。
自分のお店の売上を気にしている雀荘メンバーが何人いるだろう?
あなたは先月のお店の売上がいくらかわかりますか?
それは先々月と比べてどうですか?
去年の同じ月と比べてどうですか?
今月は先月から売上を上げる改善をしましたか?
今年は去年から売上を上げる改善をしましたか?
少し意識を変えるだけでも、ものすごい効果がでるんですよ。
少しづつでいいですから、あなたに何が出来るか考えてみましょう。

無意味なカンするな!


うちの新人メンバーO君。
彼はすごい真面目なんだが、いかんせん麻雀がすごい。
先日O君と店長が同卓していたときのこと。
東1局
南家のお客様のリーチ。
数順後、リーチ者がをツモ切る。
西家のO君がおもむろに牌をさらす。
ポンか・・・
え?手の内から三枚晒してますけど・・・
もしかしてこれは大明カンというやつですか?

しかも面前から・・・
リーチはいってますけど・・・
結局流局。
東2局1本場
南家O君ポン、ポンと果敢に仕掛ける。
そしてすぐにもってきた4枚目のをノータイム加カン!
加カン=果敢ではない。

あなた以外全員面前ですが・・・
他家からリーチかかるも、またもや流局。
東3局2本場
親番O君、またもや先制の加カン!
これで3局連続です。
もう何も言うことはないよ・・・
本走から帰ってきた後、O君に今後1ヶ月カン禁止令をだしました。
さて本題はこれから。
O君のカンを受けての店長の対応が素晴らしいのです。
東2局
店長はすでにピンフ手でテンパっていたのですが、リーチをかけなかったのです。
だって、一人のメンバーがわけのわからないカンをしてドラを増やして、もう一人のメンバーがリーチするわけにもいかないでしょう?
おまえら組んでるのか?
って、思われるかもしれません。
カンドラが乗り、しかもお客様から当たり牌が出ましたが、店長はロンしませんでした。
次局もテンパイしましたが、またもやリーチかけれず、役無しなので出てもあがれず。
店長の対応は、自分の目先の利益よりも、お客様のことを第一に考えた行動です。
お客様がどう思うか考えての行動です。

これは昨日も書いた、未来を見据えた視野の広い行動ですね。
まさにプロメンバーの対応ではないでしょうか?
メンバー一人一人の意識の高さ、これはお店の売上に直結します。
自分の目先の利益より、お店の長期的な利益を考える。
お店の売上があがれば、あなたにも給料という形で返ってくるんですから!

あ、ちなみにこの半荘はO君のトップで終了<(笑)
店長ラス。
お客様は2人ともラス半をかけていたのですが、熱くなって?続行!!
O君の天然打ちで卓が割れずに済みました(笑)

メンバーのオーラスのアガリ止め


東家 16000      
南家 49000
西家 17000
北家 18000
でむかえたオーラス。
ここで東家のあなたは2900を南家からあがりました。
この時点で
東家 18900
南家 46100
西家 17000
北家 18000
となり、あなたは見事二着浮上。
これでトップ目とは27200点差。
しかし次局、ハネ満ツモでも満貫直撃でもトップは変わりません。
しかも3着、4着とは900点、1900点の差です。
テンパイ料でも変わりますし、誰に満貫をツモられても親っかぶりでラスになってしまいます。
このお店では何着でもあがり止め、テンパイ止めが出来ます。(テンパイ連荘)
さあ、あなたはどうしますか?
オーラス続行します?
あがり止めします?
ま、普通はオーラス続行せずにあがりやめするのが賢明な選択ですね。
相手は3人。
今の着順を保つのはかなり厳しい条件だと思います。
でもね。
あなたはプロメンバーです。
もうちょっとお客様に楽しみを与えてあげてもいいんじゃないですか?
いや、べつに2着アガリ止めが悪いことしてるわけじゃないですが、次局お客様もやる気が出るじゃないですか?
僅差の2着争いがすごい楽しいじゃないですか?
それにあなたも難しいとはいえ、トップが狙えないこともないじゃないですか?
ここで、あなたの不利を承知でオーラスを続行する。
あなた目線の目先の得よりも、お店の目線から、長い目で見たお客様の楽しみを優先する。

これがプロメンバーの打ち方じゃないでしょうか?
これぐらいの余裕は欲しいですね。
視野を広く持ちましょう。
視野とは空間の横の広さだけではなく、時間軸による縦の広さにもあると思います。
目先の利益よりも未来を見据えて考える。
これはメンバーだけでなく、あらゆる仕事に通ずる成功するための考え方だと思います。

でももし、待ち席にずーっと待っているお客様がいらっしゃったら、アガリ止めしてご案内したほうがいいケースもありますね。
この辺の臨機応変さも必要なのがプロメンバー。
常に柔軟な思考、高い意識でいてくださいね。

お店の状況を考えた麻雀を打て!その2


今日あなたのお店は暇でフリーが2卓しかたっていないとしましょう。
1卓 東1局
お客様A
お客様B
お客様C
メンバーT君
2卓 オーラス
お客様D ラス半
お客様E ラス半
お客様F ラス半
お客様G
で、2卓ではD、E、Fのお客様がラス半をかけています。
メンバーは3人しかいません。(一人は本走中)
ということは、お客様がもう一人来ないと2卓はつなげないわけです。
でもお客様がいつ来るかなんてわかりはしません。
ですから、ここでの選択は1卓にまとめることでしょう。
このときT君の仕事は、いかにお客様Gを1卓にご案内させるように打つかです。
できれば点棒があまり動かないで東1局をやりすごしたい。
そうすれば2卓はオーラスですから、次局にお客様Gをご案内できるでしょう。
もしご案内できないと、お客様Gは一半荘待つ事になります。
「待つなら帰る」なんて言われるかもしれません。
もちろん麻雀はそうそう思い通りに行くものではありませんから、結果的にご案内できないかもしれません。
役満ツモられるかもしれません。
2卓のオーラスが延々続くかもしれません。
ラス半のお客様が続行するかもしれません。
それでもせめてご案内させるような努力をしてください。
ご案内を意識して麻雀を打ってください。
それがプロメンバーの、あなたの仕事ですよ。

麻雀における序盤、中盤、終盤の意味とは?


麻雀において、序盤、中盤、終盤とはどういう意味だろう?
よく使われる言葉ですが、その意味を勘違いしてはいないでしょうか?
ごく一般的なマナーとして、捨て牌は6枚切りにするのが普通です。
基本的に17~18枚捨てるわけだから、ちょうど3段になります。
だからといって
1段目を序盤
2段目を中盤
3段目を終盤
というわけではないです。
実は将棋にも同じような考え方があります。(将棋わからない方ごめんなさい)
普通は王様を囲み(序盤)、駒がぶつかり合い(中盤)、相手の陣地に侵入して戦う(終盤)。
ところが王を囲むことなく急戦(速攻)を仕掛けると、序盤をすっ飛ばしていきなり終盤に突入する。
普段は100手ぐらいかかるのが、50手くらいで終局する。
つまり、時間ではなく手牌の進行状況によって変わるわけです。
極端に言えば5巡目で全員テンパイだったらもう終盤でしょ?
まあリーチかけないとテンパイかどうかはわかりませんが、3副露とかだったらだいたいテンパイでしょうし、キー牌(例えば赤とかドラとか)を捨てているような相手は、テンパイを疑ってもいいでしょう。
というわけで、まだ5巡目だから、という理由で簡単に、安易にお客様をご案内するのもどうかと思うのですよ。
もうすでに2人がテンパっているかもしれませんよ?
卓内からいろいろな情報を汲み取り、今が序盤なのか、中盤なのか、もうすでに終盤なのか。
それを感じることが重要だと思います。

そうすれば本走においても、安易な放銃が減るんじゃないでしょうか?

途中でお客様をご案内する条件


メンバーが本走中にお客様がいらっしゃった場合、どんな状況ならご案内できるのでしょうか?
これは
1.局の進行状況
2.点数の状況
3.自分や他家の仕掛けの状況

によります。
1.局の進行状況
東場では常にご案内する場合があります。
東4局でも点数次第ではご案内してもいいんじゃないでしょうか。
南場ではまずご案内しません。
親番が2回あれば、多少点数が少なくても入る、ってお客様は結構多いです。
局の中盤までならご案内してもいいと思います。
終盤だと、ご案内してすぐ放銃してしまうかもしれないので、できれば避けたいですね。
ちなみに序盤、中盤、終盤の解釈を勘違いしている人も多いので後ほど説明します。
2.点数の状況
下は20000点以上、上は37000点までが普通です。
点数がないところにはご案内できませんし、ありすぎてもご案内しづらいですね。
他の3人のお客様もあんまりいい気はしないんじゃないでしょうか。
メンバーから取り返そうと思ったら、他のお客様に代わってしまうんですからね。
しかし、お店がバタバタしている場合や、全入りなどでどうしてもフロアに人が欲しい状況では、点数があってもご案内する場合があるでしょう。
3.自分や他家の仕掛けの状況
他のお客様からリーチがかけられた場合は、一局お待ちいただくことになります。
もしご案内して、いきなりハネ満をあがられたりしたらお客様も気分が悪いじゃないですか?
自分リーチをかけていた場合も一局お待ちいただいたほうがよいでしょう。
あなたがあがる可能性が高かったとしても、他家からリーチがきたら守ることができませんからね。
ご案内して放銃なんてこともあるかもしれないですしね。(しかもリーチ棒付きで)
ポンチーが入っている場合は、ご案内してもいいと思います。
まあこれも程度によりますが、こんな仕掛けをしてる人がいたらさすがに無理ですよね?
 
なにはともあれ、とりあえずお客様に聞いてみるってことが一番大事です。
悪い条件でも、お客様が入るっていうのなら別にとめる必要はありません。
あるお店では、途中ご案内は一切しない、なんてことも聞いたことがあります。
それはそれでいいと思います。
お客様もできれば最初から打ちたいでしょうし。
でも、どうしても時間がない、もしくは少しでも早く打ちたいっていうお客様は結構多いですよ。
ですから、たとえ条件が悪くても、とりあえず入るかどうか聞いてみるのもいいんじゃないでしょうか?
どんな条件ならお客様をご案内するのか。
私はとにかくルールをつくることをおすすめします。
きっちり紙に書くのです。
打っているメンバーも、ご案内するかどうかによって、打ち方を変えますからね。
きっちりルールが決められていれば、打ちやすいです。
この状況ならご案内は無理だから好きに打とう、とかね。
ご案内するつもりであがりに向かわなかったり見逃したりしたのに、結局お客様が入らなかった、なんてことは結構あります。
また、点数がないときにはご案内できず、あるときにはご案内するのは、理不尽だって思う人も多いと思います。
もしそれが原因で負けたとしても、あなたはプロメンバーなんですから、決して愚痴を言ってはいけません。(「制約のせいで勝てない」というのと一緒で恥ずかしいですよ)
いかにご案内するように打つか、それはメンバーとしての力量が問われるところだと思います。
ご案内する回数をメンバーの評価にいれてもいいぐらいですかね。
メンバー2入りのときはご案内するための選択の幅が広がります。
お待ちのお客様が一人の場合、どちらかにご案内できればいいので、1入りの時よりも楽でしょう。
どちらかがあがれればそちらにご案内できますし、例えメンバーに放銃しても、あがったほうにご案内できます。
ある程度自由に打てますね。
もしお客様からリーチが入った場合、お客様に高い手をツモられる状況(どちらにもご案内できなくなる)が一番痛いので、一人がリーチを捌きに行き、一人がおりるなんて選択肢もありますね。
捌きに行って放銃しても、もう一人のほうにご案内すればいいですしね。
また、同卓者が責任者の場合、できれば責任者のほうにご案内させるように打つ。
(責任者はフロアにいたほうが安心ですから)
なんてことまで考えられるようになれば素晴らしいですね。

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    ◆taroo(たろー)

    雀荘検索「麻雀王国」やニュースサイト「麻雀ウォッチ」で麻雀界の情報を発信しています。こちらはtarooの個人ブログで、麻雀界や天鳳についてあれこれ書いています。

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    おかげさまで完売しました!!
    ありがとうございました!!
  • 「麻雀 10倍勝てるテクニック」で紹介されました


    福地誠さんの「麻雀 10倍勝てるテクニック」の中で「特別収録」として本ブログの記事が紹介されました。
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