メンバーとして打つことによるメリットとデメリット




いつもものすごく負けているメンバーが、麻雀で勝てない理由に
「メンバー打ちだから(お客様に気を使うから)」
とか
「制約があるから」
とか言う場合があります。
私はこういう言い訳をする人がすごく嫌いなのです。
なんで自分の下手さを認めないのだろう?
そんなに一打一打完璧に打っているのですか?
また、ある程度成績を残しているメンバーの「客打ちならもっと勝てる」という考え方もあんまり好きじゃない。
メンバーとして打っているからこそ、恩恵を受けている部分もあると思うのです。
そこで今日はメンバーとして打つことによるメリットとデメリットについて考えてみます。


まずデメリットから
◆どんなときでも打たなければならない
体調が悪いとき、麻雀の調子が悪いときでも、お客様がいる限り打たなければなりません。
メンバーの人数や繁盛店であれば、ある程度融通は利きますが。
たしかにこれはきついです。
お客様は楽しみに打ちに来ているのに、メンバーは嫌々打っている場合がありますから。
楽しんで打っている人と嫌々打っている人
あなたはどっちが勝つと思いますか?
◆制約がある
参考:「メンバーの本走に制約は必要か?」、「メンバーの本走に制約は必要か?その2」
雀荘によってはメンバーに制約が課されている場合があります。
厳しい制約があると、かなり麻雀に影響を与えます。
「モロ引っかけができればアガッてたのに」
「アガリ3着ができればラスに落ちなかったのに」
まあよくあることです。
確かに制約が無ければもっと自由に打てて勝てるかもしれません。
◆麻雀だけに集中するわけにもいかない
参考:「キョロキョロしすぎるな」
責任者は麻雀だけに集中しているわけにもいきません。
ホールを見渡して、立ち番がきちんと業務をこなしているかを確認していなければいけません。
あれ?
よそ見してたら鳴き忘れた。
これもよくあることです。
◆お客様に気を使わなければならない
多くのメンバーはお客様に気を使いながら麻雀を打っています。
場合によっては見逃すこともあります。
ガツガツいくのはなんか見苦しいのです。
参考:「メンバーのオーラスアガリ止め」、「お客様の着順を変えるアガリ」、「サービスリーチ」
また、初心者の方やかわいい女の子(笑)と打つ場合には、ある程度力を抜いて打っている場合が多いでしょう。
本気で打たないのは失礼ですか?
でも言わなきゃわからないのです。
手牌は見えないのですから。
本気を出しているように見せるのがプロメンバーなのです。
◆点棒があるときにご案内、無いときには続行
メンバーは局の途中でお客様をご案内する場合があります。
参考:「途中でお客様をご案内する条件」
基本的には、点棒があるときにご案内、無いときには続行でしょう。
東1局、満貫アガッてご案内、なんてことは日常茶飯事です。
逆に満貫ツモられた時には続行だったりします。
納得いかないですか?
たしかに負けが混んでいる場合に、点棒があってご案内するとアツいですね。
でもそれが仕事なのです。
麻雀を打ちに来ているのはあなたではなく、お客様ですよ。
お客様をご案内して何ぼなのです。


続いてメリットです。
◆常に麻雀牌に触っているため、肩があたたまっている
誰しも久しぶりに麻雀を打つといつもどおりに打てないものです。
お客様は毎日麻雀を打っているわけではないのです。
それに対してあなたはほぼ毎日打っているわけです
それにお客様は今日初めての半荘だと多少緊張したり、様子見したりする人もいるでしょう。
しかしあなたはすでに今日5半荘目で、十分に肩があたたまっているのです。
野球で「肩を作る」という表現がありますね。
ピッチャーが投球練習をすることです。
要するに準備運動みたいなものです。
準備運動をした人としていない人、どっちが有利でしょうか?
◆常に自分のホームで打っている
あなたはいつも同じ場所(雀荘)で打っています。
それに対してお客様は、いろいろな雀荘に行っていたりします。
誰しも初めて訪れた雀荘で打つと多少緊張しませんか?
お客様は緊張しているかもしれませんが、あなたはそんなことないでしょ?
あなたはホーム、お客様はアウェイなのです。
いわゆるホームアドバンテージというものです。
◆ルールに熟知している
あなたはずっと同じルールで打っています。
そのルールにあった最適な打ち方を心得ています。
それに対し、お客様はいろいろなルールで打っています。
ですから雀荘のルールに対応できない場合があります。
どちらが有利でしょうか?
◆常連のお客様ならば、癖が少しならわかる
まあこれは気休め程度ですが。
ただ、その人の雀風(スタイル、フォーム)がわかっているのは、何の情報が無いよりは有利だと思います。
◆相手が「メンバーだから強いに違いない」と思って警戒してくれる
相手を警戒させることはあなたにとってとても有利に働きます。
お客様によっては、メンバーという肩書きだけで警戒してくれさえします。
まあ逆に本当の雀力がばれてなめられることもありますけど(笑)
どうですか?
結構メリットあるでしょ?
これだけメリットがあるのに「客として打つなら勝てる」と安易に言って欲しくないわけです。
そして、自分の負けの言い訳を「メンバーだから」「制約があるから」と言って欲しくないのです。
あなたの腕の無さを棚に上げて欲しくないのです。
言い訳をする暇があったら、もっと麻雀が強くなる努力をしてください。

確かにデメリットも多いですが、メリットもこれだけあるのです。
ですから、あなたのメンバーとしての成績は、そのままあなたの雀力だと考えていいでしょう。
同じような負けたときの言い訳に
「運が悪かったから。」
「ツイていなかった。」
というのがありますね。
本当に?
そんなにあなたは完璧に打ったのですか?
一打たりともミスをしないなんて不可能でしょ。
打牌選択のミス
押し引き判断のミス
状況判断のミス
戦略のミス
負けるときは大抵ミスをしていますし、勝ったときでもミス無しだったとはとても言えません。
強い人ほど言い訳はしないものです。
井出洋介 「勝てば運。負ければ実力。
大学生のときに出会ったこの言葉。
今でも私の心に刻んであります。

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“メンバーとして打つことによるメリットとデメリット” への2件のフィードバック

  1. ma-zyannmoe より:

    まったくそのとおりですね。
    確かに、「もっと勝てたのに」なんてことはしょっちゅうありますよね。でもそれも含めてのメンバー業ですからね。
    謙虚な気持で麻雀することが大事だと思います。

  2. taroo より:

    >ma-zyannmoeさん
    以前にも書きましたが、私は謙虚さが麻雀を強くすると思います。
    そうしないと「気づく」ことがないから。
    メンバーとしても、麻雀打ちとしても、謙虚な気持ちでいないと、知らず知らずのうちに「姿勢」「態度」「言動」にでてしまっていますよ。
    私も気をつけなければ。

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