親切なようで実はマナ悪


あなたの対面のお客様がリーチをかけてアガったとします。
そのお客様はフリーに慣れていないようで、倒牌した後も裏ドラをめくろうとしません。
その時、あなたの目の前に王牌(ドラ表示牌)があった。
そこであなたが代わりに裏ドラをめくってあげたとします。
これは親切なことをしているようで、実はマナ悪です。
裏ドラはアガッた人がめくる権利があります。
あなたがそれをやられたときのことを考えてみてください。
他人に裏ドラをめくられたら気持ち悪いじゃないですか?
ドラをすりかえられるんじゃないか?なんてね。
まぁこれは言いすぎですが、そういう疑いをかけられないためにもしないほうが良いでしょう。
それに裏ドラをめくる楽しみを奪うのもどうかと思うのです。
裏ドラはやっぱり自分でめくりたいのです。
もしなかなか裏ドラをめくらないようなら「裏ドラ見てください」と言ってあげればいいじゃないですか?
そのたった一言があれば良いのです。
よくあるケースが、リーチをかけてスーアンコウなどの役満をツモッたのに裏ドラをめくらない人。
(裏ドラにご祝儀がつくルールで)
そして、アガッた人以外が裏ドラをめくってしまうのですね。
まぁ役満アガッたら興奮するので気持ちはわかりますけどね。
裏ドラをめくらないにしても、ドラと裏ドラをアガッた人の目の前まで持ってきてあげる行為も同じですよ。
とにかく、必要以上に牌山に触り過ぎないほうが良いのです。
たまに河の捨て牌をよく触って整える人はいます。
すっごい几帳面なのでしょうね(笑)
でもそんなに触らないほうが良いでしょう。
だって気持ち悪く無いですか?
河から拾ってるんじゃないかってね。
ある程度見やすく整っていれば毎巡触る必要もないでしょう。
同じようなものでカンドラ表示牌をめくる時。
これも王牌の前に座る人がめくるべきでしょう。
上家、下家の人が代わりにめくってあげる場合は結構ありますね。
たまにカンをした本人が乗り出してきてカンドラをめくったりします。
早く見たい気持ちはわかりますが、みっともないのですね。
もし担当の人がなかなかめくらないようだったら、「カンドラめくってください」とでも言えばいいじゃないですか?
(ちなみにカンの手順はご存知ですよね。必ずリンシャン牌をツモる前に新ドラをめくるのです)
基本的にプレイヤーは目の前の牌山のみを担当すべきであると思います。
わざわざ身を乗り出してきて、新ドラをめくるのはどこか気持ち悪いのです。
5000点棒でリーチをかけたお客様がいたとします。
その時、あなたはたくさん1000点棒を持っていたので、両替してリーチ棒を代わりに置いてあげました。
そして残りの4000点を返してあげました。
これも相手のことを助けてあげているようで実はマナ悪です。
いや別にマナ悪とまではいいませんが、危なっかしいのですね。
万が一スイッチ押したらどうするのか?と。
ゲーム続行不可能で、大抵の雀荘でリーチ棒を置いたあなたのチョンボになってしまいます。
親切に両替してリーチ棒を代わりに置いてあげたのにチョンボ料を取られる。
バカらしくないですか?
リーチ棒はリーチをかけた人が置くべきです。
だからリーチ棒を両替するときは、必ずその人の前にすべての点棒を置いてあげる。
そして、リーチをかけた人がリーチ棒を置くのです。
マナ悪度 ☆
マナ悪率 ☆☆☆☆☆

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    ◆taroo(たろー)

    雀荘検索「麻雀王国」やニュースサイト「麻雀ウォッチ」で麻雀界の情報を発信しています。こちらはtarooの個人ブログで、麻雀業界についてあれこれ書いています。
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