腰牌



腰を使う」という表現があります。
これは上家が捨てた牌に対して、鳴こうか鳴かまいか少考し、結局は鳴かないでツモる行為のことを言います。
例えば
三萬四萬五萬六萬七萬六筒七筒五索六索七索八索八索北 上家から放たれる五筒 これを鳴こうとして結局はやめてツモったとします。
その時、五筒が「腰牌」となります。
なぜ「腰を使う」という表現なのかというと、一度ツモりかけた手を止めてビクッとなるからだと思います。
(腰が動くじゃないですか?「腰が軽い」と関係あるかもしれません)
一般的に腰牌は現物のみ出アガリ出来ません
そのルールであれば、例題の八筒は腰牌ではありませんので、出アガリ出来ます。
五筒腰です」
と言う人が多いと思います。
私は「ごめんなさい」で済ませますが。
もちろん五筒ではアガりませんし、八筒でもアガりません。
(いくら現物のみ出アガリできないルールでも、メンバーは五筒はもちろん、八筒ではアガッて欲しくないですね)
リーチ後に腰を使うこともあると思います。
二筒三筒四筒六筒七筒七筒七筒五索六索七索四萬五萬六萬 こんな手牌で一発ツモが七筒とかね。
このように鳴ける牌やアガリ牌を勘違いして腰を使うことは結構あります。
ですから腰牌と同じ色でも出アガリできない、なんて厳しいお店もありますけど、全然関係ない牌で腰を使うこともあるんですよね。
たとえば
二萬二萬二萬八萬八萬八萬六筒七筒四索五索五索八索八索五索八索こないかなと思っていたら結局三索をツモり、リーチ。
カン材もあるし楽しみだなぁ。
そして一発目のツモが八索でビクッ。
でも待ちは五筒八筒です。
そんなわけで、腰牌も見せ牌同様ペナルティなしが良いと思います。
わざとやる人なんていないっしょ?
ってことですね。
腰牌でアガっても構いません。
ただ、意識としては、見せ牌と同じであって欲しいです。
腰牌でアガった人の意識としては
「腰牌を打つなんてヌルイね~」
ではなく、
「腰牌でアガッて申し訳ありません」
であるべきだし、
打った人の意識としては
「腰牌打つなんてヌルイ俺」
であるべきだと思います。
わざわざ必要牌だと教えてくれてるのに打っているわけですから。
ただ、あなたには頻繁に腰を使うような麻雀打ちにはなって欲しくないので、自分で戒めとして
「腰牌ではアガらない」
という制約をつけてもいいかと思います。
腰を使われるとやりにくいですよね。
何で腰を使ったんだろう、と色々考えちゃうんですよね。
値段が安くなるから?待ちが悪くなるから?そもそも見間違えた?
ですから腰を使うことは嫌われます。
(今では私は全く気になりません。考えてもわからないので。)
腰を使うこと自体がマナーがあまりよろしくない。
腰牌でアガらない=マナーが良いというわけではないのです。
強者ほど腰を使うことは無いのですから。
はじめから鳴く牌、鳴かない牌を考えていれば、腰を使うことも無くなりますよ。

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“腰牌” への3件のコメント

  1. リクエストに応えていただいてありがとうございました。参考になりました。
    確かに危険だと分かってても、不要だから捨てることに、責任をもつ??のが当たり前ですよね。腰付近の牌が、確実に存在しているのですから。
    本、完成おめでとうございます。

  2. light98 より:

    こんばんは。お久しぶりです。
    最近、「雀莊で働く」の文章を拝見しました。たくさんの雀莊のマナー、技術などを学び、大変勉強になりました。ありがとうございます!
    また、日本の雀莊のサービスの素晴らしさをすごく感心して、いつか雀莊に行くのは楽しみにしています。

  3. taroo より:

    >light98さん
    お久しぶりです!!
    lightさんが日本に来たらいろんな雀荘にご案内しますね!!

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