点差管理(3)






ラス前で4900点差のラス目です。
この局でできれば3着に浮上しておきたいところです。
029_p_ji_s_1.gifが鳴ければ簡単にアガれそうですが、ドラ1だと2000点しかないので、できるだけメンゼンで進めます。




対面から1枚目の029_p_ji_s_1.gifが出ましたが、まだ我慢してスルー。




三段目に入って、2枚目の029_p_ji_s_1.gifが出ます。
好形のイーシャンテンなので迷いますが、親の連荘はともかく、他家にアガられてこれ以上の点差でオーラスを迎えるのはかなり厳しいです。
もう誰かがアガってもおかしくない巡目です。
というわけでポンして2000点のテンパイを取りました。

残り5回のツモでメンゼンでテンパイして、さらにアガりきるのは至難の業でしょう。
仮にテンパイしてリーチしたとして、
ロンアガリで2600、裏1で5200。
ツモアガリで1000-2000、裏1で2000-4000

この局で逆転する確率と、少しでも点差を詰めてオーラスで逆転する確率の比較ですね。
もちろんざっくりとした感覚値にすぎないのですが、ここでは後者を選択しました。




下家から2000点をアガります。
見逃して親の連荘に期待、もしくは流局での点棒獲得という手もありますが、確実な点棒を取りにいきました。




迎えたオーラス。
ラス目なのは変わりませんが、3着目との点差が2900点となりました。

点差が4000点以下になったのがミソで、これで流局した際の逆転条件が発生します。
つまり、親は簡単にオリることができなくなりました。

【逆転条件】
500-1000以上ツモ
3200以上ロン
1600以上直撃
自分テンパイ、上家ノーテン



テンパイしました。
高目の004_p_ms4_1.gifが場に三枚出ています。
007_p_ms7_1.gifだとピンフドラ1の2000点なので、上家から直撃しないと逆転できません。
リーチをかければ3900点となり条件クリアですが、その瞬間に3着目との点差が3900点になってしまいます。

そうすると、流局の逆転条件が限定されてしまいます。
仮にリーチをかけたとすると、2人テンパイで逆転できなくなってしまいますので、トップ目と2着目がテンパイしていることに賭けて親がオリる選択肢を与えてしまいます。
トップ目と2着目は、リーチをかければまずオリるのですが、安全牌だけきってテンパイするケースも少なからずありますね。

というわけでここではダマを選択。




そして親がテンパイを維持する打017_p_ps8_1.gifで、トップ目に5200を放銃して決着。
ドラ1の2600だと逆転できないので、これはツイてました。

私はかなりテンパイしていそうなので、親はオリることは難しいでしょう。
仮に私がリーチして3900点差になっていれば、オリる選択肢もあったと思います。


ラス回避の方法は何も自分がアガるだけではないことは、これまでも書いてきました。
このように僅差の勝負に持ち込んで、他家の事故狙いという戦略もあります。
オーラスをラス目で迎えるのは一見悪手に見えますが、状況次第ではそんなに悪くないのではないかと思っています。
3000点もしくは4000点という点差を意識し、相手に簡単にオリられない状況を作って、少しでも逆転の確率を上げていきましょう。


■今回の牌譜はこちら

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