PDCAサイクル




実力向上のPDCAサイクル


PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

“Plan”では、目標を設定してそれを達成するための行動計画を作成する。“Do”では、策定した計画に沿って行動する。“Check”では、行動した結果と当初の目標を比較し、問題点の洗い出しや成功・失敗の要因を分析する。“Act”では、分析結果を受けてプロセスや計画の改善、実施体制の見直しなどの処置を行なう。“Act”が終わると再び“Plan”に戻り、次のサイクルを実施する。これを繰り返すことによって螺旋状に次第にプロセスが改善されることが期待されている。

出典:WikipediaIT用語辞典e-Words


ビジネスで良く使われる単語ですが、麻雀の実力向上においても当てはまります。
たとえば、私は天鳳で勝つため(負けないため)に色々なことを考えたんですよ。


1.こうやったらラス回避が出来、九段、十段になることが出来るんじゃ無いだろうか?(Plan)
2.よし、考えた戦略に基づいて打ちこんでみよう!(Do)
3.果たして本当に打てているだろうか?牌譜をチェックし、過去の成績と比較しよう(Check)
4.ここはうまくいったが、ここはダメだな。。。修正していこう(Act)

これを繰り返すことで実力が向上していったわけですね。

参考記事:4つの戦略(3):アガリへの速度をさらに加速させる などなど


重要なのは、PDCAは円では無く、螺旋であるということ!

■円
PDCA1

■螺旋
PDCA2

出典:コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法2 (中経☆コミックス)

円だと同じ所をぐるぐる回っているわけですが、本来は螺旋状に高みに昇っていく(実力が向上していく)のですね。


戦術開発のPDCAサイクル


この考え方は、新しい戦術を開発するときにも使えます。

新しい戦術を思いつく(Plan) → 実際に試してみる(Do) → 牌譜をチェックして分析する(Check) → 問題点を修正していき、実戦で取り入れる(Act)

戦術開発において重要なのは、仮説を立てること。
間違っててもいいので、この戦術が有効ではないか?という仮説を立てて実行に移すことです。

というわけで実際にやった例をあげてみます。


天鳳はラスを誰かに押しつけるゲームといえます。
→ 一度ラス目になると相手に辛く打たれて厳しい状況になります。
→ では自分以外の誰かにラス目になってもらいましょう。
→ 誰かをラス目にするためには、放銃してもらう必要があります。
→ 放銃してもらうためには○○すればいいんじゃないだろうか?

と仮説をたててみました。

それでは実際に試してみましょう!

2014041923gm-00a9-0000-6d5bbbbd&tw=1&ts=0

東1局のピンフのみのテンパイです。
多くの人がリーチを打つのではないかと思います。
が、試しにダマテンに構えます。


2014041923gm-00a9-0000-6d5bbbbd&tw=1&ts=02

下家から004_p_ms4_1.gifが出ましたが、これをスルー!?
決してクリミスではないですよ。意図的にスルーしました。

これはダマテンに構えていたところからの一連の流れですが、次にツモ切りリーチをかける狙いがあります。ツモ切りリーチをかけると、相手は不審に思いますよね。

役無し悪形なのか?
高打点良形なのか?
手変わり待ちだったのか?

色々な可能性を読むわけですが、結局まっすぐ行く人は行くし、オリる人はオリるでしょう。
オリる人がいた場合、相手が安全牌に困っているならば、直前に通っている牌は切ってくれる可能性が高いといえます。
つまり相手に放銃してもらうために、わざと見逃したのです!
※一応マンズの場況がめちゃめちゃ良いという保険もあります。


親も036_p_ms5_1_red.gifを切っていてテンパイかもしれないし、これは絶好だ~!!



2014041923gm-00a9-0000-6d5bbbbd&tw=1&ts=03

げっ!



というわけで、リーチをかける前に親にツモられてしまいました・・・。(そして最終的にラスったw)

牌譜はこちら


さて、それでは検証してみましょう。
果たしてこの戦術は有効なのでしょうか?

メリット
・出アガリできるチャンスが増える。
・一発率が上がる?
・手変わりをすることができる。
・場合によっては受けに回ることができる。
・成功すれば相手のメンタルバランスを崩すかもしれない。

デメリット
・リーチをしないと相手に自由に手を進められ、相手にアガられるリスクがある ※逆にこちらが放銃するリスクが増える
・相手がアタリ牌を切るとは限らない
・ツモ切りを読みの材料にされ、逆に切らない場合もある
・1000点が2000点になってもあまり変わらない(ピンフのみの場合)
・ダマのままツモってしまう場合もある
・そもそも使用する局面が限定的すぎる


検証してみると、なかなか利用するケースは少ないと感じました。
実際何回か試してみようかと思ったのですが、大体が即リーチをした方が得そうな局面が多いんですよね。
しいて言うなら手変わりが何種類かあるピンフ手は狙っても良いかもしれません。
(あとはこう書いておくことによるイメージ戦略でしょうかw)


参考までに私が相手にやられた牌譜を貼っておきましょう。


2013101914gm-00a9-0000-73996b2e&tw=2&ts=4

対面がツモ切りリーチですね。
わたし見てましたよ! 


2013101914gm-00a9-0000-73996b2e&tw=2&ts=42

リーチ直前に下家が切った010_p_ps1_1.gifを切ったら・・・


2013101914gm-00a9-0000-73996b2e&tw=2&ts=43

えー、役あり(ピンフ)じゃん!?
トップを山越し狙い???
満貫見逃してハネ満に???


2013101914gm-00a9-0000-73996b2e&tw=2&ts=44

良く見ると、上家が016_p_ps7_1.gifを切ってました。
同巡フリテンで010_p_ps1_1.gifでアガれなかったんですね~。


というわけで、まんまとツモ切りリーチにハマってしまったのでした。(当然ラス)

牌譜はこちら


このように、

・待ちが端にかかっている、字牌など
・相手全員がオリに回ってくれる局面(ダンラスの親など)
・煮詰まった状況(すでにリーチがかかっている、残り1巡など)

といったケースが狙い目ではないでしょうか。

「絶対にこの局面では見逃すはずがない」と思ってもらえれば、逆にチャンスとなります。
守備的に打つ人が多いからこそ有効で、トップ狙いではなくラス回避がメインの天鳳ならではの戦術といえます。
無理矢理アタリ牌を相手の手牌から引っ張り出して、相手3人のうち1人でも狙いに引っかかれば良いのですね。


というわけでみなさんも色々試してみてくださいな!
すぐ答えの書いてある戦術書も良いですが、自分の頭で考えることも雀力向上には有効ですよ!

この記事と関連性が高い記事

コメントを残す

CAPTCHA


  • プロフィール

    ◆taroo(たろー)

    雀荘検索「麻雀王国」やニュースサイト「麻雀ウォッチ」で麻雀界の情報を発信しています。こちらはtarooの個人ブログで、麻雀界や天鳳についてあれこれ書いています。

    ■このサイトについて
    ■お問い合わせ

    profile20121227.jpg
  • 麻雀ニュース

    麻雀専門ニュース

    麻雀ウォッチ

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • 月別アーカイブ

  • カテゴリー

  • カレンダー

    2014年12月
    « 11月   1月 »
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
  • リンク

  • 麻雀荘メンバーマニュアル完売!!


    おかげさまで完売しました!!
    ありがとうございました!!
  • 「麻雀 10倍勝てるテクニック」で紹介されました


    福地誠さんの「麻雀 10倍勝てるテクニック」の中で「特別収録」として本ブログの記事が紹介されました。
  • [PR]