麻雀における「読み」




麻雀における「読み」は「待ち読み」や「山読み」など様々な種類があります。
麻雀は「見えない部分」が多いので100%確実な「読み」は難しいですが、牌理だけでは判断できない局面で少しでも得になるような打牌を導くために必要なものです。

なにより「読み」がピタリとハマッた時の快感はたまらないものですので、楽しみという意味も含めて読む癖をつけておくと雀力向上には役立つでしょう。天鳳においては対局後にすぐに牌譜再生ができるので、読みとその確認を繰り返すことで精度を上げていくと良いです。

気を付けるのが、渋川プロの「魔神の読み」などにも記述がありますが、必要以上に過信しないこと。点棒状況や手牌の形など「見えている部分」を重視してシンプルに打つことをベースに、要所で「読み」をいれていくのがバランスが良いと思います。当てるのでは無く、可能性を消していく「消去法の読み」が現実的なのですね。


読みの種類


読みにはどんなものがあるでしょうか。読みの種類について考えてみました。


・捨て牌読み

単純に「読み」というと「捨て牌読み」のことを言う場合が多いでしょう。極端な話、読みのほとんどは捨て牌を基にしています。
たとえば、一九字牌から捨てていたらタンピン系、中張牌から捨てていたらチャンタやチートイツなどを予想しますよね。
また、「チャンタっぽいけど003_p_ms3_1.gifが四枚切れたので、123の三色は無い」というようなことも捨て牌読みです。


・待ち読み

相手のテンパイの待ちを推測します。待ちがわかってしまえば振込ことはありませんね!
実際はピタリと当てる「一点読み」というよりは、何点かに絞って読むことが多いでしょう。

ピタリと当てるのは気持ちが良いですが、待ち牌を絞ってオリるよりも安全牌を探してオリる方が安定するのは間違いないですね。


・打点読み(点数読み、手役読み)

他家の持ち点・場況から相手の打点(点数)を推測します。
主にオーラスなどの条件がある場合に、逆転する手を作る必要が出てくるため、捨て牌と合わせると読みやすくなります。
そして点数から狙っている手役を絞ることで待ちも絞ることができます。

これを利用して、アシスト、差し込みをしたりしますので大変重要です。

参考記事:「オリ(1)」「押し引き(8)」


・手牌進行読み(手牌読み、速度読み)

捨て牌や副露から、相手の手牌の状態・進行速度を推測します。
テンパイなのか、イーシャンテンなのか。
相手がテンパイしていなければ、何を切っても放銃することは無いといえます。

参考記事:「押し引き(3)」


・山読み

河に捨てられている牌、自分や相手の手牌から山に残っている牌を推測します。
山に残っている牌に狙いを定めて手牌を進行させます。
たとえば、序盤に2人が010_p_ps1_1.gifを切っていたら011_p_ps2_1.gifは使っていないだろうから011_p_ps2_1.gifは山にいる、と推測します。

割と重要なスキルだと思っているのですが、福地さんが山読みは意味が無いという記事を書いてます。果たしてどうなんでしょうか。今後の研究に期待したいところです。
山読みを逆手に取って「山に残っているように見せる」という戦略も面白いような気がします。使いどころは限定されそうですが。


・人読み

相手の雀風や性格、データから手牌や行動を推測します。
逆にそれを逆手に取られることがあるので注意が必要といえます。たとえば鈴木たろうプロなど。

参考記事:「4つの戦略(2):ラス目の親番を速やかに落とす


・ラグ読み

ネット麻雀特有の読みです。
相手が鳴ける牌が捨てられた場合、相手がポンやチーを選択する、もしくはキャンセルするまでに時間がかかります。
この遅延時間(ラグ)が入った牌は相手が持っていたり必要な場合が多いので、それを元に手牌や待ちを推理します。

リアル麻雀に近いもので言うと、腰牌がそれにあたります。

参考記事:「ラグ読み(1)」


・体勢(状態)読み

相手の勢い(ツイているかツイていないか)を推測し、押し引きを決めたりその後の展開を予想します。私はよくわからないですが、そういう人と対戦するのであれば、それを利用した戦略を取る場合もあるでしょう。



ここから書くのは、私が非常に重要視している項目で、自分の行動に対して相手がどのように行動するかを予想する読みです。

・応手読み

おう‐しゅ【応手】
囲碁・将棋で、相手の打った手に対して打つ手。また、一般に物事の対策にもいう。

出典:コトバンク デジタル大辞泉


「応手」はあまり麻雀では使わないですかね。
たとえば将棋だと「自分がこう指したら、相手はこう指すだろう」と推測するわけですが、麻雀においても「自分がリーチをしたら、相手はオリるだろう」といった推測をしますよね。
他にも、「自分がこれを切ったら、相手は鳴くだろう(オリるだろう)」というように、自分の行動に対して相手が取る行動を予想することを「応手読み」といいます。
いいますと書きましたけど、私が勝手に名付けましたw

これをさらに深く読むとどうなるか。麻雀は4人で打つゲームなので、Aさんの応手に対して、Bさん、Cさんも応手を打ちます。
それらを予測するのが次に紹介する「展開読み」になります。


・展開読み

自分の行動に対する相手の応手を読むと、さらにその行動によって引き起こされる事態を予測することができます。
たとえば、「自分がリーチしたら、ラス目の親はゼンツするだろう。そして親からリーチが来たときに他の2人はオリる。その時に自分の待ちが親の現物なので、この点差ならば自分に差し込んでくれるのではないか」という感じでしょうか。
速度読み、捨て牌読み、人読みなどこれまで紹介した様々な読みを組み合わせて未来を予想します。


これらは天鳳を打ちこむことで磨かれたのですが、素点が関係無い順位戦であることと、「ラス回避」という目的がはっきりしていることが多いので、相手の動きが予想しやすい。
逆に通常のフリーのように、実力や打つ目的がそれぞれバラバラで、かつルールも赤の比重が大きい場合は、動きが予想しにくいです。決して使えないというわけではないですが安定はしないでしょう。
ただ、自分の思い通りの展開になったときは、場がコントロールできているようでとても気持ちいいのと、なんかうまくなった気がするのでw、普段から意識していると良いと思います!!

参考記事:「手牌読み(2)」「押し引き(8)」「鳴き(4)


この記事を書いていて思ったのですが、展開読みを究めた人がいましたね。
手牌を読み切って相手の性格や心理によって、その後の展開を予想してリーチを打つ。
究極形はおそらくこの人なんじゃないのかなーと思うんですよね。

爆岡弾十郎


参考:wikipedia「麻雀の戦術 読みについて」

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