給料を増やす考え方


あなたも働いているからには、もちろん給料をたくさん貰ったほうがいいですよね。
雀荘メンバーは麻雀の勝ち負けで給料が変動する過酷な職業。
これも歩合給って奴ですか?
だから給料を増やすには麻雀で勝てばいい
まぁ確かにそうなんですが・・・
しかしあなたはプロメンバーです。
プロメンバーたるもの、
麻雀で勝って給料を増やす」のではなく、「お店の売上をアップして、その報酬として給料を増やす
というマインドを身につけて欲しいのです。
そして経営者もそういう人材こそ評価すべきでしょう。(経営者も「プロ」であって欲しい)
これは社員に限ったことではなく、できることならアルバイトにも身につけて欲しいマインドなのですが・・・
参考:アルバイトの意識
「お店の売上をアップする」ためにはどうしたらよいのか?
あなたも考えてみましょう。
そして実践です!
麻雀が強いから優秀なメンバーである。
ということは決してない。
もちろん、上の立場からすると
「あいつはいくら麻雀を打たせてもアウトが増えないから、安心して本走を任せられる」
というのもとても大事です。
(アウトが増えてくると、給料が無くなってしまうので本走に入れることができないのです。これは結構困る)
ですから麻雀が強いに越したことは無い。
しかし「お客様を殺す」ほど強い必要は全く無い。
麻雀を打つのはお客様であり、主役はお客様なのですから。
そしてあなたの給料はお客様のゲーム代からいただいているものなのですから。

もちろん、そのメンバーの強さがお客様を呼ぶセールスポイントになっているのであればいいでしょう。
しかしそれならばもっとPRすべきで、多くは何の宣伝もしていない。
麻雀の強さを求めてくるお客様も少なからずいます。
そういうお客様に対してもっとPRすればいいのになぁ、って思いますけどね。
タイトルホルダー〇〇プロ在籍
とか良くありますけど、
「〇〇県最強メンバー△△在籍」
とか
「〇〇グループ最強メンバー△△在籍」
とかあってもいいと思います。
(あなたもちょっと気になるでしょ?)
そういうところでは、メンバーは主役になってもいいかな、と思います。
これこそまさに売上をアップさせる仕事ではないですか?

お客様の目線で考えよう


前回の「先に与える精神」で、お客様の目線で考えることが重要だと書きました。
あなたが素晴らしいイベントを考えたとします。
「これはすごいイベントだ。面白いでしょ?」
でも、それはあなたが面白いのであって、はたしてお客様は面白いのでしょうか?
それはすでに「あなた目線」で考えているのです。
そうではなくて、お客様が楽しめるイベント、「お客様の目線」で考えなくてはいけません。
お客様に価値を押し付けてはいけないのです。
(この場合は「あなたが面白いこと」を「お客様も面白いに違いない」と考えて押し付けています。
そもそもイベントに頭を使うくらいなら、通常の業務の改善に頭を使ったほうがいいと思います。イベントはあくまでおまけ。普段の接客の方がよっぽど重要です。)
長時間使用した卓で、牌交換をしました。
お客様はボーっと待っています。
そんなときこそおしぼり配ればいいじゃないですか?
だって牌がべとついていたから牌交換したんでしょ?
お客様の手はべとついてますよね?
あなたがお客様だったらおしぼり欲しくないですか?
お客様にラーメンを出しました。
でもコップにはコーラが入っていました。
じゃあ、新しいお飲み物を聞いてあげればいいじゃないですか?
ラーメンとコーラの組み合わせはどうなんだろう?
あなたがお客様だったら、コーラは飲みたくないですよね?
長年同じ場所で働いていると、お客様の目線で考えることが出来なくなってしまいます。
ずーっと同じように仕事をしてきたので、これが当たり前だと思って改善しないのですね。
一度お客様の立場になって考えてみましょう。
ものすごい気づきが得られますよ。
いっそのこと新規のお客様の気持ちになってみましょう。
新規のお客様はまずお店の場所がわかりません。
どこで場所を調べますか?
雑誌の地図?HPの地図?
あれ?この地図で他所から来たお客様はたどり着けるかな?
地元のお客様しかわからないんじゃないか?
あれ?どこがお店の入り口だろう?
うわっ、こんなに待ち席って狭かったんだ。
などなど。
それでもまだ気づかないところはあるでしょう。
(長年同じ場所で働くと本当に麻痺します)
だったらお客様の立場に近い新人のメンバーにお店の印象を聞いてみるとかどうでしょうか。
きっとあなたが気づかないところを指摘してくれると思いますよ。
そうやって気づいたことをリストアップして改善していきましょう。
気づくだけでは意味が無いのです。
行動しなければ意味が無いのですから。

(私も反省します)
そうしてお客様の目線で考えた改善ができたとき、お客様が感動するお店が出来上がるのです。

先に与える精神


お店にお金を残す手段の一つに「節約」があります。
いかに経費を少なくして、利益を出すか。
節約はとても大事です。
しかし、節約も「するところ」が重要だと思います。
いかに安い店で備品を揃えるか?
この辺はいいでしょう。
しかし、
お客様に出すおしぼりをけちる。
お客様に出すドリンクをけちる。

これはいかがなものでしょうか?
お客様に頼まれない限り、こちらからはおしぼりは極力ださない。
(来客時しかおしぼりは出さない)
セットにはおしぼりやドリンクをださない。
(セットを軽視するな、ってことについては以前も書きましたね)
コップが空になっても、新しいドリンクを聞かずに、そっとコップを下げる。
などなど。
お客様もばかじゃないので、
「あぁ、けちってんなぁ」
ってわかると、とてもがっかりします。
あなたに身につけていただきたいのは、「先に与える精神」です。
まずお店からお客様にサービスするのです。
先にお金をください。そうすればサービスしますよ。」
これっておかしいですよね?
そうではなく、サービスに対してお客様はお金を払うのです。
こちらから先に与えなければならないのです。
お客さまは感動すればするほど、たくさんのお金を払います。
ですからお店はいかにお客様を感動させるサービスを提供するか、ということを考えなければいけません。
都合のいいときにだけ連絡してくる人っていますよね。
「お金貸してくれない?」
とか
「女の子紹介してくれない?」(笑)
なんてね。
またネットの掲示板なんかの「くれくれ君」や「教えて君」。
ひたすら
「あの画像アップしてくれ」
とか
「〇〇がわからないから教えて」
と叫ぶ。
こういうのを見るとウンザリするじゃないですか?
先にあなたから価値を与えていれば、相手は喜んで与えてくれるのです。
「以前窮地にお金を貸してもらって助かったから、今度は俺が助ける番だ。」
なんてね。
もちろん、見返りを受けることが目的でサービスするのではいけません。
あくまで素直な気持ちでいてください。
お客様がどうして欲しいのか?を常に考え、
お客様をもてなす心を忘れてはいけません。
そうすれば、お客様の方から歩み寄っていただけますから。
また、先に与えるのが大事とはいえ、価値の押し付けは駄目ですよ。
お客様が望むものを与えなければいけないのです。
お客様の目線」で考えなければなりません。
これはまた次回に書きますね。

他店に遊びに行くときの心得


メンバーになると、本走では自由に伸び伸びと麻雀が打てません。
あなたのお店で打つ麻雀はやはり仕事なのです。
メンバーが勤務時間外に自分の店に遊びに来て打つことを「客打ち」といいます。
しかし「客打ち」とはいえ、お客様はあなたがそこのメンバーであることを知っていますから、やはりどこか気を使ってしまいます。
ですから気晴らしに他店舗に打ちに行くメンバーはいますね。
しかし、他店舗だからといって羽目をはずしてはいけません。
他店舗だからこそ、いっそう気を使うべきでしょう。
あなたはお店の看板をしょっています。
ですからあなたが何かしようものなら、お店の顔に泥を塗ることになるのです。
「あいつ〇〇〇のメンバーだよ」
「え、そうなの?あれで?マナー悪いね」
ってなことになったらどうでしょう?
あなたのマナーが悪いと、あなたのお店ではそういう麻雀が当然であると思われてしまいますよ。
お店にとって悪影響でしょう。
あなたがどこぞのメンバーだなんて誰も知らないと思いますか?
それはわかりませんよ。
この業界狭いですから(笑)
それに動作を見れば大体わかりますね。
フォームとか発声とか。
「この人メンバーっぽいなぁ」
「この人プロっぽいなぁ」
なんて思うことはしょっちゅうです。
ですから他店舗に行くときはできるだけメンバーであることがばれないように打った方が良いでしょう。
(メンバーであることを言ってもいいですけど、「お店の看板をしょっている」という意識は忘れないで欲しいのです。)
とにかくメンバーっぽい言動は慎みます。
あくまで1人のお客さんとして打ちましょう。
メンバー「リーチが入りました。頑張ってください。」
あなた「頑張ってくださ・・・あっ」
なんてことがないようにね(笑)
あなたの遊んでいた卓がトラブルになったとします。
たとえあなたがそのトラブルを直せたとしても、決して手を出さずにそのお店のメンバーに任せましょう。
トラブルを直せるのはまずメンバーです。
あなたは何もわからないフリをしていればよいのです。
またあまりキョロキョロしすぎないようにしましょう。
たとえ偵察に来たとしても、1人の客として麻雀を打ちに来ていることを忘れずにね。
そして余計なことは聞かない。
「あの人が店長ですか?」
とか
「いつもこんなにお客さん入ってるんですか?」
とか
「今マルですか?」(「マル」とは本走中のメンバーが1人もいないことを言います。普通の人はこんな言葉使いません)
なんて聞くとすぐばれます。
逆にお店の卓組みに気をつかってあげるのはいいと思います。
ラス半かけてたけど、全入りになっちゃうのでもう一回やってあげるとか。
これは逆にあなたの印象を良くし、お店にもいい影響を与えるのです。
これならあなたがメンバーであることがばれたとしてもいいじゃないですか?
「〇〇さんていい人だなぁ。今度遊びに行こうかな」
なんてね。
とにかく、1人のお客としてマナー良く打ちましょう。
まぁ普段楽しく麻雀が打てないでしょうから羽目をはずしたくなる気持ちはわかりますが、ほどほどにしましょうね。
これは麻雀プロにもいえますよ。
プロも自分の所属する団体の看板をしょっている、という意識でいて欲しいのです。
「だから〇〇所属のプロは・・・」
なんて、1人の言動一つで団体全体が迷惑を受けてしまうこともあるでしょう。
政治家なんて正にそうですね。
立派な政治家もいっぱいいるのに、一部の政治家のせいで迷惑を受けているのです。
「これだから政治家は・・・」
「これだから〇〇党は・・・」
なんてね。
まさか政治家全員が・・・なんてことはないですよね?(笑)

ホスピタリティ


ホスピタリティという言葉をご存知ですか?
ホスピタリティ [ hospitality ]
心のこもったもてなし。手厚いもてなし。歓待。また、歓待の精神。

出典:Yahoo辞書
似たような言葉で「サービス」があります。
ホスピタリティとサービスは何が違うかと言うと、お客様との距離です。
雀荘は特にお客様との距離が近い業種でしょう。
麻雀中でさえ、牌を通して会話ができるのですから(笑)
儲かっている雀荘は、特にホスピタリティを意識しています。
お客様との距離が近いのです。
和気あいあいとしているのはその為。
私なんか一部のお客様に対してタメ口です。
「~様」
ではなく、
「~さん」「~君」
だったり、あだ名で呼んだりします。
友達感覚です。
だからといって、お客様を軽んじているわけでは決してありません。
その方がお客様とコミュニケーションが取りやすいのです。
こちらが友達感覚だと、お客様も気軽に話しかけてくださいます。
そうして貴重な「お客様の声」を聞くことができるのです。

サービスではお店とお客様は上下関係ですが、
ホスピタリティではお客様と対等の関係が築けます。
例えば、「〇〇のサービスです」
ってお店が言っても、お客様はそのサービスを本当に望んでいるんですかね?
お店側の押し付けなのではないでしょうか?
お店からお客様への一方通行のコミュニケーションなのです。
そうではなく、お客様との双方向のコミュニケーションを目指すべきなのではないでしょうか?
顧客満足は従業員満足から生まれる
リッツ・カールトンホテル、ディズニーランドから学ぶものは多いですね。
雀荘業界にとって、最も大事なことが書いてあると思います。

お客様にわかりやすい点数申告


東2局 1本場 南家 ドラ
ツモ
こんな手牌をアガッてこんな点数申告。
センサンビャクニセンロッピャクはセンヨンヒャクニセンナナヒャクの1枚です。
よくある光景ですね。
でもこれって言いにくくないのでしょうか?
そしてお客様に伝わりやすいのでしょうか?
丁寧なようで逆にわかりにくくないですか?
イチサンニンロクの一本場、一枚です。
これの方が短くてわかりやすいのではないでしょうか?
そりゃあお客様がパッと牌姿見て点数がわかる方ばかりでしたら良いのでしょうが、
初心者のお客様は大抵点数を言われるがままに支払うわけです。
「何々?で、結局何点なのよ?」
てなことが結構ありますね。
アガッた時に役を言うかどうかと似たようなことですね。
「メンタンピンツモ三色イーペーコー赤裏、4000-8000です。」
こんな呪文のように言うと「煽り」ととられたりなんかしてね。
あなたが競技者(プロ)であるなら、やはり略した言い方はしないほうがよいのでしょう。
我鷹さんに怒られてしまいますから(笑)
我鷹 「点数申告に略した言い方は無い!」(打姫オバカミーコ 5巻より)
でも、メンバーはお客様にわかりやすい行動をするのが一番だと思っていますので、私は結構略すことが多いです。
さすがに「サンビャクゴヒャク(300-500)」を「サンボンゴホン(三本五本)」とは言いませんが(笑)
「ゴヒャクセン(500-1000)」を「ゴットー」
「サンゼンキュウヒャク(3900)」を「ザンク、ザンキュウ」
「ゴセンハッピャク(5800)」を「ゴッパー」
なんかはよく言いますね。
ついでに略した言い方も全て書いてしまいましょう。
300-500 「サンボンゴホン」
400-700 「ヨンホンナナホン」
500-1000 「ゴットー」
700-1300 「ナナトーサン、ナナホンジュウサンボン」
1300-2600 「イチサンニンロク」
1600-3200 「イチロクザンニ」
2600 「ニイロク」
3200 「ザンニ」
3900 「ザンク、ザンキュウ」
5200 「ゴーニー」
6400 「ロクヨン」
500ALL 「ゴホンオール」
2600ALL 「ニイロクオール」
3200ALL 「ザンニオール」
2900 「ニック、ニッキュウ」
4800 「ヨンパー」
5800 「ゴッパー」
7700 「ナナナナ、チッチー」
9600 「クンロク」
大体こんなもんですかね。
「これもあるぞ」ってあなたはぜひぜひコメントくださいませ。
また、
「満貫です」
「ハネ満です」
という略し方はあまりよろしくないですね。
「8000です」
「12000です」
と言って欲しいです。
親番を勘違いしてる人って多いじゃないですか?
親が「満貫です」って言っても、12000なのに8000しか払わない。
わかりやすく、ということを心がけるならば、満貫やハネ満は略さないほうが良いでしょう。
色々書きましたが、ぶっちゃけ略そうが略さまいがどっちでもいいです(笑)
お店の方針に従うか、個人のポリシーで決めてください。
お客様にわかりやすいかどうかを意識していただければ、どちらでもいいかと思います。
ただ、点数申告の基本だけは覚えておいてください。
昨日私流の点数申告を書きましたが参考にしていただければ幸いです。
参考:基本的な点数申告の仕方

メンバーとして打つことによるメリットとデメリット


いつもものすごく負けているメンバーが、麻雀で勝てない理由に
「メンバー打ちだから(お客様に気を使うから)」
とか
「制約があるから」
とか言う場合があります。
私はこういう言い訳をする人がすごく嫌いなのです。
なんで自分の下手さを認めないのだろう?
そんなに一打一打完璧に打っているのですか?
また、ある程度成績を残しているメンバーの「客打ちならもっと勝てる」という考え方もあんまり好きじゃない。
メンバーとして打っているからこそ、恩恵を受けている部分もあると思うのです。
そこで今日はメンバーとして打つことによるメリットとデメリットについて考えてみます。


まずデメリットから
◆どんなときでも打たなければならない
体調が悪いとき、麻雀の調子が悪いときでも、お客様がいる限り打たなければなりません。
メンバーの人数や繁盛店であれば、ある程度融通は利きますが。
たしかにこれはきついです。
お客様は楽しみに打ちに来ているのに、メンバーは嫌々打っている場合がありますから。
楽しんで打っている人と嫌々打っている人
あなたはどっちが勝つと思いますか?
◆制約がある
参考:「メンバーの本走に制約は必要か?」、「メンバーの本走に制約は必要か?その2」
雀荘によってはメンバーに制約が課されている場合があります。
厳しい制約があると、かなり麻雀に影響を与えます。
「モロ引っかけができればアガッてたのに」
「アガリ3着ができればラスに落ちなかったのに」
まあよくあることです。
確かに制約が無ければもっと自由に打てて勝てるかもしれません。
◆麻雀だけに集中するわけにもいかない
参考:「キョロキョロしすぎるな」
責任者は麻雀だけに集中しているわけにもいきません。
ホールを見渡して、立ち番がきちんと業務をこなしているかを確認していなければいけません。
あれ?
よそ見してたら鳴き忘れた。
これもよくあることです。
◆お客様に気を使わなければならない
多くのメンバーはお客様に気を使いながら麻雀を打っています。
場合によっては見逃すこともあります。
ガツガツいくのはなんか見苦しいのです。
参考:「メンバーのオーラスアガリ止め」、「お客様の着順を変えるアガリ」、「サービスリーチ」
また、初心者の方やかわいい女の子(笑)と打つ場合には、ある程度力を抜いて打っている場合が多いでしょう。
本気で打たないのは失礼ですか?
でも言わなきゃわからないのです。
手牌は見えないのですから。
本気を出しているように見せるのがプロメンバーなのです。
◆点棒があるときにご案内、無いときには続行
メンバーは局の途中でお客様をご案内する場合があります。
参考:「途中でお客様をご案内する条件」
基本的には、点棒があるときにご案内、無いときには続行でしょう。
東1局、満貫アガッてご案内、なんてことは日常茶飯事です。
逆に満貫ツモられた時には続行だったりします。
納得いかないですか?
たしかに負けが混んでいる場合に、点棒があってご案内するとアツいですね。
でもそれが仕事なのです。
麻雀を打ちに来ているのはあなたではなく、お客様ですよ。
お客様をご案内して何ぼなのです。


続いてメリットです。
◆常に麻雀牌に触っているため、肩があたたまっている
誰しも久しぶりに麻雀を打つといつもどおりに打てないものです。
お客様は毎日麻雀を打っているわけではないのです。
それに対してあなたはほぼ毎日打っているわけです
それにお客様は今日初めての半荘だと多少緊張したり、様子見したりする人もいるでしょう。
しかしあなたはすでに今日5半荘目で、十分に肩があたたまっているのです。
野球で「肩を作る」という表現がありますね。
ピッチャーが投球練習をすることです。
要するに準備運動みたいなものです。
準備運動をした人としていない人、どっちが有利でしょうか?
◆常に自分のホームで打っている
あなたはいつも同じ場所(雀荘)で打っています。
それに対してお客様は、いろいろな雀荘に行っていたりします。
誰しも初めて訪れた雀荘で打つと多少緊張しませんか?
お客様は緊張しているかもしれませんが、あなたはそんなことないでしょ?
あなたはホーム、お客様はアウェイなのです。
いわゆるホームアドバンテージというものです。
◆ルールに熟知している
あなたはずっと同じルールで打っています。
そのルールにあった最適な打ち方を心得ています。
それに対し、お客様はいろいろなルールで打っています。
ですから雀荘のルールに対応できない場合があります。
どちらが有利でしょうか?
◆常連のお客様ならば、癖が少しならわかる
まあこれは気休め程度ですが。
ただ、その人の雀風(スタイル、フォーム)がわかっているのは、何の情報が無いよりは有利だと思います。
◆相手が「メンバーだから強いに違いない」と思って警戒してくれる
相手を警戒させることはあなたにとってとても有利に働きます。
お客様によっては、メンバーという肩書きだけで警戒してくれさえします。
まあ逆に本当の雀力がばれてなめられることもありますけど(笑)
どうですか?
結構メリットあるでしょ?
これだけメリットがあるのに「客として打つなら勝てる」と安易に言って欲しくないわけです。
そして、自分の負けの言い訳を「メンバーだから」「制約があるから」と言って欲しくないのです。
あなたの腕の無さを棚に上げて欲しくないのです。
言い訳をする暇があったら、もっと麻雀が強くなる努力をしてください。

確かにデメリットも多いですが、メリットもこれだけあるのです。
ですから、あなたのメンバーとしての成績は、そのままあなたの雀力だと考えていいでしょう。
同じような負けたときの言い訳に
「運が悪かったから。」
「ツイていなかった。」
というのがありますね。
本当に?
そんなにあなたは完璧に打ったのですか?
一打たりともミスをしないなんて不可能でしょ。
打牌選択のミス
押し引き判断のミス
状況判断のミス
戦略のミス
負けるときは大抵ミスをしていますし、勝ったときでもミス無しだったとはとても言えません。
強い人ほど言い訳はしないものです。
井出洋介 「勝てば運。負ければ実力。
大学生のときに出会ったこの言葉。
今でも私の心に刻んであります。

メンバーアウトの肩代わり


先日、こんなことがありました。
東1局 6巡目
親のメンバーAがを切る
南家のお客様が打
西家のメンバーBがツモって手の内に入れようとした瞬間、北家のお客様から「ロン」の声が。
誰もが「遅っ!」と思いました。
で、手を見てみたら

なんと国士無双!
で待ちは・・・
え??
じゃないの?
もうね。遅いとかのレベルじゃ無いわけですよ。
これ、アガリ認められるでしょうか?
まあ普通は認められないですよね。
しかし、このときの責任者はアガリを認めたんですね。
このときの責任者の考えはおそらくこうです。
仮にお客様が振ったのであれば、おそらくアガリを認めなかったのでしょう。
しかしメンバーが振ったのであれば別です。
メンバーよりお客様を優先したわけです。
お客様は牌を全て見せてしまったわけですし、もしアガリが認められないと、チョンボになってしまいます。
それではお客様がかわいそうだ。
メンバーが振ったのが悪いんだから(当たり牌を切ったのは事実)、責任を取ってね。
というわけで、東1局でラスト。
メンバーAは5分でトビラス+役満ご祝儀を放銃したわけです。
ひとまずこの裁定が良いか悪いかは置いておいて・・・
問題なのはメンバーAに対して、責任者のフォローが一切無し!
それじゃあメンバーAもやってられないわけですよ。
だって一日の給料の大半が、わけのわからないアガリで(裁定で)、たったの5分で消えたのですから。
じゃあ私ならどう裁定するか。
私は2つの裁定を思いつきました。
1.お客様のアガリを認めるのであれば、責任者として、メンバーAの負け分の半分は持ってあげる。
ただし、当たり牌を切ったのは事実で、メンバーAが悪いのだから、半分は責任を持て。
2.もし、アガリを認めないのであれば、チョンボは取りづらいので、アガリ放棄にします。
だって、にロンならまだいいですけど、はねぇ。
さすがに遅すぎます。
認めちゃったらルールもくそも無いじゃないですか。
私はおそらく前者の裁定を選ぶかもしれません。
かなーり甘いですけどね。
責任者はお客様のことだけでなく、メンバーのことも考えなければなりません。
アルバイトのこと、特にアウトのことを考えてあげないと、すぐに潰れてしまいます。
「あの人がそう裁定したなら間違いない」
アルバイトから信頼される、慕われる責任者こそ「プロメンバー」でしょう。
もちろんアルバイトも裁定に納得がいかないのであれば、すぐに責任者の意見を聞いたほうがいいです。
そうしないと遺恨を残すから。
もう一つ、例を。
私が半荘の最初からお客様の代走で入りました。
東1局 南家 ドラ
すると、いきなり5巡目に親からリーチ。
現物が無かったのでとりあえず一枚切れののトイツ落とし。
すると一発ロン

裏裏で24000です。
(親の捨て牌は忘れましたが、今思うとチートイ臭かったかも。現物を持っておかなかったのはヌルイですね)
そこへ代走のお客様が戻ってきました。
お客様も唖然とするわけですよ。
「何?何があったの?」
そりゃそうですよね。
ちょっとトイレに行っただけで、ものの2分で残り1000点ですから。
で、私としても申し訳ないので、自分の本走として打ちました。(責任者に許可を取りました)
とりあえずお客様には待ち席で待っていただきました。
で、東1局1本場、当然のように北家のお客様に満貫をツモられました。
そして、お客様をご案内・・・。
まあものの10分で給料が無くなるわけです。
当時お金の無かった私としては(あ、今も無いやw)、かなりショックでした。
いや、お金のことよりも、代走で放銃した自分が情けなかった。
お客様にも申し訳なかった。
しかし、そのときの責任者の対応にはとても助けられました。
へこんで戻ってきた私に対して、特に怒るわけでもなく、アウトを半分肩代わりしてくれたのです。
「さすがにあれは可哀想だ。ただ、お前が打ったんだから少しは責任は取れ。」
まさにプロメンバーの対応だと思いました。
自分やメンバーのことばかり考えていると、お客様の心が離れます。
お客様のことばかり考えていると、メンバーの心が離れます。

プロメンバーたるもの、お客様、メンバーの両方をバランスよく考えていてください。
逆に、もしあなたが、私やメンバーAの立場であったら、「肩代わりしてもらって当然」という意識でいて貰っては困ります。
当たり牌を打ったあなたが悪いのですから。
雀荘はメンバー間の信頼関係、お客様との信頼関係で成り立っているのです。

一呼吸おこう


アガってすぐ点数申告して自らスイッチを押して河を流す。
相手が点棒払う前にね。
はっきりいってこれはマナ悪です。
早すぎて全然牌姿確認できてないし。
早けりゃいいってもんじゃないです。
フリテンごまかしてるんじゃないかと思うよ。
すぐ牌を落とすのは若い子に多い気がします。
きっとせっかちなんだろう。
アガッた時の動作にも澱みが無いのがプロメンバー。
1.「ロン」もしくは「ツモ」と発声する。
2.牌を倒す。
3.一呼吸おく (その間に他の人が牌姿を確認できるようにする)
4.(リーチをかけているなら)それから裏ドラを見る。
5.一呼吸置いて点数申告。
これで誰もが牌姿、点数、フリテンなどを確認できます。
まあ相手によってはさらにゆっくり動作したり、速くしたりするのですが、
基本的には「一呼吸おく」ということを頭に入れて置いてください。
美しいフォーム、澱みの無い動きをされると、もっと点数を払いたくなってしまうのは私だけでしょうか(笑)
美しいフォーム、アガり方を心がけたいものです。
もっと他の面子のことも考えてほしいですね。
「アガッたもん勝ちじゃい」
ってわけじゃないでしょ。(実はこれ実際にお客様に言われたことありますw)
麻雀は1人でやってるわけじゃないんですから。
こういういった細かいマナ悪については、「マナー」のページで書きました。
題して「知らず知らずのうちにやっているマナ悪行為~あなたも人事ではない
メンバーの目から見た、他ではあまり書かれていないようなマナ悪行為を書いています。
まあ書いてる私も人事ではないのですが(笑)
あなたはなんとも思っていないかもしれませんが、意外に人をイラつかせていたりするのです。
逆に細かいところまでマナーがしっかりしていると、一目置かれますから是非身につけてくださいな。

女の子のちから


麻雀業界において、女の子の力はすさまじいものがあります。
過去にはギャル雀の隆盛、最近では女子プロの活躍。
麻雀ファン、そして雀荘に来るお客様の9割以上が男であるのも、彼女たちの活躍が目覚しい一つの理由でしょう。
基本的に男は女の子が大好きですから。
ですから雀荘としては、女の子を積極的にお客様の前に出すべきだと思います。
お客様に注文を受けたら、できる限り女の子に対応させるのです。
お客様も汚い男(笑)よりもかわいい女の子に接客してもらいたいですよね。
私なんかお客様に注文を受けても、あえて近くにいる女の子にふることがあります。
それは別に面倒だから仕事をしないのではありません。
女の子に接客して欲しいからなのです。
そのかわり、中の仕事(例えばカウンター内の仕事)は男がやるべきだと思うので、そちらは積極的に引き受けます。
私としては、女の子には常に最前線で接客することを意識していて欲しいのです。
そして男メンバーは一歩下がったところから見守る、ぐらいの感覚でいいのではないかなと思います。
さて、私の同僚のEちゃん。
彼女はまさにプロメンバーなのです。
とにかく笑顔を絶やさない。(あ、別に四六時中笑顔で、とは言ってませんよ)
これは素晴らしい。
いつでも、どんなお客様に対しても、嫌な顔一つせず笑顔で接客します。
(参考:どんなことがあっても笑顔を忘れるな)
笑顔の力はすごいです。
いい笑顔はみんなを幸せにします。
お客様だけじゃなく、同僚に対してもいい影響を与えます。

ちなみに彼女は麻雀が打てませんが、お客様から
「麻雀打たないの?覚えましょうよ~。一緒に打ちたいです。」
と言われたりするのです。
これはすごいことです。
私なんか本走に行くとお客様に嫌な顔されますよ(笑)
お客様に
「Eちゃんはいつ来るの?」
と聞かれることもしばしば。
お客様を呼べるメンバーなのです。
出勤するだけで売上をアップさせるのです。

まさに看板娘ですね(古い?)
私もその接客術には大きく影響を受けています。
ぜひ今度そのノウハウを聞いてみたいものです。
儲かっている雀荘には素晴らしい女の子メンバー(プロメンバー)がいます。
そしてできる限り女の子に接客させています。
女の子もみなそれを意識しています。(もちろん男も)
女の子であることをうまく利用した接客、イベント、サービスはないでしょうか?
ぜひ考えてみてください。たくさんありますよー。
(クリスマスや正月、バレンタインなどの一般的なイベントに絡めるのも一つのアイデアですよね)

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  • 麻雀荘メンバーマニュアル完売!!


    おかげさまで完売しました!!
    ありがとうございました!!
  • 「麻雀 10倍勝てるテクニック」で紹介されました


    福地誠さんの「麻雀 10倍勝てるテクニック」の中で「特別収録」として本ブログの記事が紹介されました。
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