ここでいう基本知識とは「麻雀のルール、点数計算などを理解していること」
当たり前のことですが、一流のプロはそのジャンルのルールに関して熟知しています。
野球の一流のプロは、野球のルールを良く知っています。
サッカーの一流のプロは、サッカーのルールを良く知っています。
ということは、麻雀の一流のプロも当然麻雀のルールを良く知っています。
強くなるためには麻雀のルールを良く理解していることです。
1.ルール
ルールについてはぜひ以下のサイトを見てください。
麻雀祭都
細かいルールについてもわかりやすく書かれていますのでとても参考になります。
特にメンバーの方は必見ですね。
ルールの裁定についても書いてあります。
麻雀祭都は麻雀の正しい考え方が身につく素晴らしいサイトです。
いずれ「マインド」の項でも書きますが、麻雀が強くなるには、麻雀に対する正しい考え方、正しい認識を持っていないといけません。
ぜひ何日もかけて、何度も読んでください。
2.マナー
強い人はとてもマナーが良いです。
あなたは正しいマナーで麻雀を打っていますか?
気づかないうちに変な癖が付いてはいませんか?
ぜひ以下のサイトで確認してください。
雀のお宿
かなり良くまとめられていますので、こちらでほとんど対応できると思います。
私のブログでもマナーについて書いていますのでそちらも参考にしていただけると嬉しいです。
私がメンバーをしていて気づいたこと(誰も書いていないようなこと)を書きたいと思います。
結構知らず知らずのうちにマナ悪行為をしていたりするものですよ。
私も例外ではないです(笑)
3.点数計算
点数計算はとても大事な基本的な技術です。
点数計算については数多くの本やサイトで勉強することが出来ますのでそちらを参考にしてください。
でも、多くの本、サイトが本当に大事なことを書いていません。
そこで麻雀荘メンバーマニュアルでも、「点数計算のコツ」というテーマで記事を書いていますので見てみてください。
あまり他では書いていないようなことを書いていきますから。
あなたはまず、基本知識を学ぶ必要があります。
全ての能力の下地となるものですからしっかりと身につけてください。
この前の記事で、
「責任者の意識」
「肩代わりしてもらったメンバーの意識」
について書きました。
今日はその続きで、「お客様の意識」について書こうと思います。
この前の記事では、普通はお客様のチョンボが妥当な裁定です。
で、チョンボを取ると明らかに不服な態度を取るお客様もたまーにいらっしゃるのですが・・・
お客様も、「アガリが認められて当然」「絶対に俺が正しい」という意識でいてもらっては困るわけです。
「この雀荘のルール、裁定に従います。」
という意識でいていただきたいのです。
メンバーも何度も裁定していて、いろんなケースを見てきています。
そして、一番良いと思われる裁定をしています。
プロが見ている裁定なのです。
例えば、プロ野球を見ていると、選手が判定に不服で審判に食ってかかるケースをよく見かけます。
でも、トッププレイヤーになるほど抗議する人は少ないと思いませんか?
イチローとか松井とか。
首をかしげることはありますが、食ってかかることはないですね。
あって意見を聞くぐらいでしょうか。
それはおそらく、判定のプロである審判に敬意を表して、審判の判定には従うというスタンスなのでしょう。
メンバーとしても、お客様には信頼していただきたいのです。
もちろんメンバーも間違いを犯すことはあるでしょう。
それでも冷静に意見を聞いていただきたいのです。
不満があれば意見していただいても結構です。
もしお客様の意見に一理あれば考慮しますし。
最近、プロスポーツ界でも判定が覆ることがよくありますしね。
個人的にビデオ判定には大賛成です。
人間の目には限界があるでしょ。
錯覚を起こすこともありますからね。
私はお客様にも高い意識でいて欲しいのです。
もちろんメンバーや経営者、麻雀プロにも高い意識でいてもらわなければ困ります。
そうして、麻雀に携わる人全ての意識が高まることによって、麻雀界が発展するんじゃないかなぁ。
そう思ってやまないのです。
前回の記事で・・・
実は責任者がすぐに裁定しないので、10分以上卓を止めていました。
裁定に10分もかけるってなんじゃい!
関係の無いお客様があくびをして待っていますよ。
案の定そのお客様はラス半ですよ。
そして卓割れですよ。
裁定するときはまず先に結論から言ってください。
チョンボなのか、アガリ放棄なのか、ノーペナルティなのか。
そして次に理由を説明してください。
結論ははっきりと言ってください。
お店が、責任者がルールなのですから、堂々と説明してください。
「結論から言う」のは人にわかりやすく説明するのにとても大切なことです。
これは裁定の場合だけじゃないですよね。
リーチをかけてアガる。
裏ドラを開ける。
裏ドラは必ず全員に見えるように開けなければなりません。
でもね。
「手が邪魔で裏ドラが見えねーんじゃい!カチャカチャやってんじゃねー!」
す、すいません。思わず暴言吐いてしまいました(笑)
裏ドラを開けてから、表ドラと裏ドラを離さずにカチャカチャ回してたりする。
それじゃ手が邪魔でドラが見えません。
そんな状態で点数申告されても点数確認できません。
これはマナ悪ではないでしょうか?
え?細かい?
すみません。そういうコーナーなもんで(笑)
まあお客様はいいんじゃないでしょうか。
でもメンバーは駄目!
これはもう無意識にやってしまっていると思うので、ぜひ気に留めてみてください。
意外にやっている人は多いのだ。
似たようなマナ悪で、アガった後、自分の手牌の両端から両手を離さない人はいますね。
これは初心者に多いのですが。
手牌が確認できないので、手は離してくださいね。
マナ悪度 ☆☆
マナ悪率 ☆☆☆☆☆
自動配牌、ドラ出し機能を搭載した「アモスアルティマ」
この究極の麻雀卓の登場により、たくさんのトラブルが防げます。
配牌の取り間違いが無い。
オーラス、南入時の音声案内により、局の勘違いを防ぐ。
ICチップを採用しているため、点棒の「汚れ」、「混ざり」によるずれが無い。
(一万点棒を100点棒のところに入れてもOK)
などなど。
しかし、逆に新たなトラブルを発生させてもいるんですね。
そこで今日はアルティマによるトラブルとその裁定について考えてみます。
最も多いトラブルが、
「親の第一ツモ取り忘れ」
でしょう。
アルティマは全員が13枚の配牌でスタートします。
最初に親は一枚ツモってから切ります。
従来の麻雀卓ですと、親の最初のツモを省略して「チョンチョン」があるので14枚からスタートし、
親は一枚切ってから始まります。
ですから、アルティマに慣れていない方は、かなりの確率で第一ツモを忘れて切ってしまいます。
(私もアルティマ導入初日に2回少牌しましたw)
かなりの雀荘にアルティマが普及した今でも頻繁に起こるこのトラブル。
では、その裁定はどのようにしたら良いでしょうか?
私の考えを書いていきましょう。
ちなみにかなり甘い裁定にしています。
(参考:初心者のために敷居を低く)
これは少牌に気づいた時間によるのですが、
1.親が切ってすぐに少牌に気づいた場合(南家のツモ番)、特にペナルティなしでツモって良し。
2.南家が切っている場合(「親が本来ツモるべき牌」をツモって切った場合)、
a.「親が本来ツモるべき牌」を親に返して、南家は「南家が本来ツモるべき牌」をツモる。
b.もし、南家が何をツモったかわからない場合(「親が本来ツモるべき牌」がわからない場合)、親は「南家が本来ツモるべき牌」ツモる。(ノーペナルティ)
3.西家が切っている場合、2と同様に対応する。
4.北家が切っている場合、2,3と同様に対応する。
どの場合も捨て牌は変えられません。
で、どの段階まで戻してよいかなんですが・・・まあ1巡目までですかねぇ。
2巡目超えたらさすがに少牌で(アガリ放棄)
大体2回目ツモるときに親が少牌に気づくんですよね。
ここで気づいたら、親は2牌ツモって良し。(劇甘裁定ですがw)
2巡目の南家がツモっていたらアウトです。
このような甘い裁定にするのは、「できるだけツモをずらしたくない」という理由もあります。
「ツモの流れが変わる」とか「自分の本来のツモを楽しみたい」というお客様もいるんですよね。
「せっかくいい流れだったのに、何でツモがずれるんだよ」
なんてことがあったりするので。
ていうかほんとは南家が最初にツモるときに気づいていなければならないんですが・・・(上ツモになるから)
まあ私も気づかないときありますから良しとしよう(笑)
で、よくあるのが、他人の牌を間違ってツモったときに、それは見せ牌になるのかどうか?
ということですが・・・
私は、「見せ牌にはならない」という考え方です。
そもそも私は「見せ牌は当たれない」という考え方に否定的です。
参考:「見せ牌」「腰牌」
ぜひあなたの(あなたの雀荘)の裁定も教えてください。
これはいろんな裁定方法があると思いますし、アルティマがこれだけ普及した今、皆さんで共有すべき情報だと思いますから。
そして一番いい方法を取り入れていく。
できれば全国共通の裁定にする。
そうすればお客様も納得して、安心して遊ぶことが出来るんじゃないでしょうか?
「知らず知らずのうちにやっているマナ悪行為~あなたも人事ではない」
記念すべき一つ目のマナ悪は・・・
「アガッた時に人の顔を見る」
です。
まるで「どうだ」と言わんばかりに見てきます。
普通の人は自分の手牌を見ながら点数申告しますが、
彼らは人の顔を見ながら点数申告します。
特に出アガリした人やメンバーの顔を見ることが多いようです。
このマナ悪は100人に1人位の割合なのでそんなにいないんですが、いらつかせ度はかなり高いようです。
私はこれをやられても特になんとも思いませんが、私の同僚はかなりメンタルに響くそうです(笑)
あなたはどうですか?
知らず知らずのうちにやってませんか?
もしやっていたら注意しましょうね。
マナ悪度 ☆☆☆☆☆
マナ悪率 ☆
このカテゴリではマナ悪について書いていきますが・・・
私はあんまり細かくマナーについていうのもどうかな、と思っています。
細かいこと(細かすぎるw)をいろいろ書いてはいきますが、注意するほどのマナ悪でもないですからね。
最低限のマナーを守り、楽しく打つ。
これが一番であります。
でも、ちょっと気づいて欲しいかな・・・ということを書いていきますからちょっと気に留めてみてください。
渡辺洋香 「楽しく打てればみんな勝者♪」
さすがヨーコさん。
素晴らしい!
なお基本的なマナーについては
雀のお宿 - マナーの色々
を参考にしてください。
画像付きでとてもわかりやすいです。
私はここで紹介されている以外のものを公開していきますね。